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新井洋行さんというと、どの作品も表紙の絵からそそられてしまうものばかりですが、 今回もまた、ご覧の通りのとびっきり可愛らしい絵本が出来上がったようです! 大きく「ころころぽーん」とあるタイトルどおり、この“声に出して楽しいひびき”こそが最大のチャームポイントなのです。 「たったかたったか」「ぐぐぐっ」「ぴょーん」・・・何だか聞いているだけで一緒に体が動いちゃいそう。 そして更に・・・表紙の絵をよーく見てみてください。小さくて、まん丸で、黒くて、ふわふわして、耳みたいなものがついている不思議な物体が飛んでいますよね。 これがこの絵本の主人公なんです!! もう後は説明不要ですよね。気になって仕方がなくなった方はどうぞ中身をご覧くださいね。 親子で読んでも、みんなで読んでも楽しそうな一冊です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
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「たったかたったか」ちいさなクマがはしってきて、「ぴょーん」とジャンプしたら、「ころころころころ」ころがって……。擬音語だけでおはなしがすすむ、リズミカルでかわいい絵本。

な〜んて、楽しいんでしょう♪
擬態語って、豊富ですねぇ〜。
日本語ってホント雰囲気を表すのが上手な言語ですね。
一匹のクマちゃんが、美味しそうな○○を狙って飛びついて、勢い余って、・・・。
スゴ〜イ!擬態語だけで、見事なストーリーが出来ています。
ワニさんの口をパカッと開いているページにドキリとし、クマちゃんが着地したところにほのぼのし、結構読み応えがありました。
小さいお子さんは、大喜びだと思います。
息子が小さかったら喜んだろうなぁ〜。
そうそう、息子は「ぷちぷち」が大好きでした。
擬態語絵本では、私的には「ぷちぷち」以来の大ヒット作品でした。 (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子12歳)
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