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荒井良二さんのかわいらしい絵と、冒頭の「いただきまーす」からは想像しなかった、非常に重みのある内容でした。
命をいただいて生きていることについて、優しく、だけどしっかりと考えさせてくれます。
毎日何気なく繰り返している「いただきます」ですが、この絵本を読む前と読んだあとでは、口にするときの心持ちが違ってくるのではないでしょうか。
普段の食事では、ついつい「好き嫌いしないで食べなさい!」とか「残しちゃいけません!」とか命令口調になってしまいがちですので、こういう絵本で何故そうしないといけないのか、感覚的に分からせてあげることが大切なんだろうな、と感じました。
折に触れて、娘と一緒に繰り返し読みたい絵本です。 (オパーサンさん 30代・ママ 女の子4歳、女の子1歳)
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