![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
生きているってこんなにも素敵なこと。 多くの人が感動した一冊。 10歳で脳腫瘍の発病。車いすで通った学校。 少女が綴った、いのちの詩と絵の記録。 少女の言葉はまっすぐで、生きる光を与えてくれます。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
10歳の時に脳腫瘍が発病。
11歳で生涯を閉じるまでの豊島加純ちゃんの命のメッセージは、右手が使えないので一生懸命左手で書いた詩と先生からもらった12色の色鉛筆で描いた絵。
運命を予知していたかのように、一瞬一瞬を大切にして時刻までが記載されている。
今はもうない命のとてもまぶしい輝きだから、いいかげんな気持ちでは読めないと思いました。
絵本では、こやま峰子さんが文を書き、マイケル・グレイニエツさんが絵を描き、この絵本を成立させています。
その絵と文に色づけされた加純ちゃんの肉筆と絵。
主役は豊島加純ちゃん本人です。直筆は読者に感じ取って欲しいと思いました。
そして、絵本を読んだ自分達にもできることがあることを考えたいと思いました。
それは、今を大切にすること? 命を大切にすること? 悲しいと思う心を大切にすること? 人を愛すること?
みんな、みんな集まって、いろんな色があつまってできるのが「いのちのいろえんぴつ」だから、加純ちゃんのためにできることを一緒に探しましょう。
天国にいる加純ちゃん、ありがとう。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子12歳)
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