|
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
死を告げる。空を飛ぶ。時空をこえて、人々の前にあらわれる「おまく」の正体とは? 「怪談の原点」を絵本でえがく〈京極夏彦のえほん遠野物語〉、いよいよ最終シリーズがスタート!!
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
えほん遠野物語シリーズ。
表紙絵でギョッとなります。
浮遊している男の姿。
そう、死の前に空間移動して遠方の人々の前に現れる現象を「おまく」というようですね。
人びとの前にす、っと入ってきたり、水面に浮かび上がったり。
いくつかの伝承の後、仁太郎のエピソードが豪快です。
まさに臨死体験。
生き返ったからこその、「あれがおまくか」。
そう感じられる感性が、おまくそのものだと思います。
そこここに感じられる死。
よく目を凝らすと、鳥が魚を取ったり、蛇が蛙を飲み込んだりしています。
遠野物語のすごさを実感しました。 (レイラさん 50代・ママ )
|