![みどころ](/images/shoukai_midokoro.gif)
ぞうママがちょっと寝坊して起きてみたら、やんちゃ盛りの3匹の子どもたちはやりたい放題、部屋の中はもうこんなありさま。ため息しか出ません。ぞうママは、気づかれないようにそーっと大好きなティーセットとトーストとケーキをおぼんに乗せ、おふろにいこうすると……
「あれ〜、ママどこへいくの?」 「いっしょにいってもいい?」
おねえちゃんのラウラにすぐに見つかってしまいましたが、ぞうママの意思はかたいのです。
「だーめーよ!」
ひとりになったぞうママは、静かな部屋でおふろにゆったりつかり、いい香りのお茶を飲み、思わず目をとじます。
「あ〜、なんて平和な時間でしょう」
ところが、子どもたちが次々にやってきて……。
たまにはひとりになりたいと思うママと、ママと一緒にいたい子どもたちによる大騒動!? いえいえ、これは日常の風景でよくみる可愛い光景ですよね。だって子どもたちはママが大好きで、ママはいつだってのんびりする時間を夢見ているのですから。読み終えれば、子どもも大人も、口をそろえて言ってしまうはず。
「これって、うちのこと?」
家族のあるあるが詰まったこのお話は、時代を超えて愛され続けているイギリスのロングセラー絵本です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
3匹のゾウの子どもたちは、やんちゃ盛り。ママは、騒々しい子どもたちに「5分だけゆっくりさせてね」と伝えてお風呂場へ湯船につかり「なんて平和な時間でしょう」と思っていると、子どもたちがつぎつぎにやってきて・・・ たまにはのんびりとしたいと思うママと、大好きなママといつもいっしょにいたい子どもたち。読者の子どもたちはもちろん、家族みんなの共感が得られる一家で読みたいホームドラマです。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
かわいらしい色合いのイラストに惹かれ、手に取りました。
3人の小さな子を持つお母さんが、「5分だけでも自分の時間が欲しい」と願うおはなし。
まるで少し前の我が家のことのようで、うれしいような、懐かしい気持ちで読みました。
おかあさんの「もう勘弁してくれ」と言う表情がなんともおかしく、「わかるよわかる!」と声をかけてあげたくなるほどでした。
小さい子を持つお母さんもきっと共感するおはなしだと思います。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子19歳、女の子16歳、男の子14歳)
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