「5ふんだけちょうだい」 みんなの声

かわいらしい色合いのイラストに惹かれ、手に取りました。
３人の小さな子を持つお母さんが、「５分だけでも自分の時間が欲しい」と願うおはなし。
まるで少し前の我が家のことのようで、うれしいような、懐かしい気持ちで読みました。
おかあさんの「もう勘弁してくれ」と言う表情がなんともおかしく、「わかるよわかる！」と声をかけてあげたくなるほどでした。
小さい子を持つお母さんもきっと共感するおはなしだと思います。

ママ目線のママによるママのための絵本でした。
とても共感できて、子育て真っ最中の頃を思い出しました。

でもこれは、子どもさんたちには読み聞かせしない方がいいですね。
だって、感じやすい子は傷ついてしまうかもしれませんから。

お子さんのいないところで、大人だけが、こっそりと、読む絵本ですね。

ぞうさんママは、いつも育児と家事に追いまくられているのですね。
「５分だけ時間をちょうだい」という、５分に切実な思いを感じます。
それにしても、子どもたちの自由奔放さには圧倒されました。
息ぬく暇もありませんね。

『Five Minute’s Peace』が原題。
そうなんです、今作のテーマは平和。
木坂涼さんの意訳の通り、切実な「5ふんだけちょうだい」という平穏な時間。
ぞうママが寝坊して起きてきたら、3人の子どもたちがしたい放題の有様で。
ということで、ぞうママはお風呂場に避難。
もちろん、子どもたちの応酬が始まります。
これって、あるあるの光景でしょうか。
かくして、ぞうママは！？
うん、でも、少しでも、良かった良かった。

５ふんだけ　自分の時間がほしい気持ちが分かりますよ！
子育てが忙しいママ　ゾウさん
いたずら盛りの子供たちから　離れたいのよね〜

やっと　お風呂に入って　トースト食べて・・・　リラックスしてたのに・・・
子供が次々　やってきてね　　リコーダー聞いたり　本を読むのを聞いたり　そしてお風呂に入ってきたんだー
わおー！　

ママの顔が　キット　怒り顔になり　
やっと　平和な時間と思いきや・・・　３ぷん４５秒・・・
あら？　５分はゆっくりさせてもらえない　ママでした

子供は　ママが大好きなんですね　それもわかるけれどね

この本を読むママが「そうそう！」と共感の声をあげているのが目に浮かびます。屈託のない子どもたちには大好きなママの気持ちはわからない。それがあたりまえ。だからこの本を読んだ子どもがどんな思いをもつのかとても興味があります。パパはこの本を読んだらどう思うんだろう…。
ごちゃごちゃの部屋だけど絵はガチャガチャしていない、かわいらしい絵本です。

子育て期のママあるあるなのかもしれませんが、我が家はパパが家事も育児も半々でやっているので、ママママ！！となるのは本当に一瞬でもだけのような気がしています。パパ、ママに朝ごはんとお風呂くらいゆっくり入らせてあげて！

ママが共感できる本。ママ目線ならとても面白い。
五分でいいからひとりでゆっくりしたいママに、無邪気にくっついていく子供たち。すごくかわいい。
ただ、子どもが読んだらどう思うのかな？とは思った。
ママの顔は怒ってるし、子どもたちが離れないことを嫌がっている…。
最後まで読んでも、子どもにとっては救いがないように思える。子どもたちの感想が気になる。