
「あついなあ。今年の夏はなんでこうあついんだ」三つ目の大入道のぼやきではじまる、暑い夏の日。お化け屋敷では、お化けたちが様々な方法で涼をとっています。井戸で冷やしたスイカを食べ、お風呂で汗を流し、庭先では流しそうめん。日がかたむいてきたら、みんなで花火……。懐かしい日本の夏が描かれます。

タイトルがいかにも夏に読むのにぴったりそうだったので手に取りました。
おばけたちの夏の一日が描かれているのですが、スイカを食べたり、花火を見たり。人間と変わらない過ごし方というのが笑えました。
このお化けたち、ちょっと怖いのかな?と思ったけれど、全然そうじゃない。ユーモアがあって、みんな楽しそうです。
お化けシリーズとして、ほかのおはなしもあるようなので、全部読んでみたいです。 (クッチーナママさん 40代・ママ 女の子11歳、女の子8歳、男の子5歳)
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