![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
リリーとサルマは大の親友。学校ではいつも一緒、勉強も、遊びも、食べるのも…。ある日のランチのこと。二人はお互いの食べているサンドウィッチが原因で大ゲンカ。些細なことから仲違いしてしまいます。ところが……。
●著者紹介
ラーニア・アル・アブドッラー ヨルダン王妃。国連児童基金(ユニセフ)において世界中の少年少女のための福祉を提唱する運動家。慈善事業、児童虐待防止や女性の権利運動に力を入れている。4人の子供の母親でもある。
●その他
米紙ニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト第1位[子供向け絵本部門]に輝いた、ヨルダン王妃の実話に基づいた絵本が遂に日本上陸! なお、本書の売上の一部は、慈善団体(ユニセフ)を通して、慈善事業に寄付されます。
※「絵本版」はA4判変形の大きなサイズで、本文はすべてひらがな表記です。漢字の読めないお子様でも安心して読んで頂くことができます。
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
ヨルダン王妃の子どもの頃の思い出から生まれたお話だということです。
お互いのサンドウィッチが「まずそう」という気持ちが元でけんかになってしまう仲良しの少女たち。
息子と別々に読んだのですが、息子の質問は「フムスって何?」ということ。
調べてみると、ひよこ豆・練りゴマなどを入れてペースト状にしたものらしく、どんな味になるんでしょう?
想像がつきませんが。
先日、哲学者の鷲田清一さんがテレビで「理解するということは、『わかる わかる』ということではなくて、
お互いに違うということがわかることが理解すること」とおっしゃられていてなるほどと思ったことがありました。
この絵本も正にそうだなあと思いました。
お互いに同じねと、価値観が近いことで仲良くなりますが、仲良しでも何から何まで同じではなく、家族にも同じことが言えるかもしれません。
お互いの価値観を理解し合って、また関係が深められたらと思います。
ところで、この本は図書館の大人の本のコーナーにありましたので「えー!」と思ったのですが、
児童書タイプの本と絵本タイプの本の二種類があるようですね。
私が手にしたのは、児童書タイプの小型のものでした。
子どもに読み聞かせするなら、大型絵本で読み聞かせしたいなあと思いました。
大型絵本の方も見てみたいです。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子8歳)
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