![出版社からの紹介](/images/shoukai_shuppansha.gif)
「ごんぎつね」や「てぶくろを買いに」の作者・新美南吉が、母への思いをこめてつづった詩が絵本になりました。新しい命を迎えるあなたへ、贈りものにもぴったりの絵本です。
てんごく 新美南吉・詩
おかあさんたちは みんな ひとつの、てんごくを もっています。 どの おかあさんも どの おかあさんも もっています。 それは やさしい せなかです。 (後略)
![ベストレビュー](/images/shoukai_bestreview.gif)
お母さんの背中は天国なのだろうか。
新美南吉の訥々として言葉少なの詩の中に、愛情がぎっしりです。
新美南吉の時代を反映してか、戦時中の親子も描かれています。
かつて育児は母親の仕事だったから、詩にはお父さんは登場しません。
長野ヒデ子さんは、お父さんも登場させて、父親だって背中があるぞと、優しい配慮が嬉しいです。
時代が変わって、お父さんも育児休暇を取る時代ですものね。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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