わたしたちの身のまわりにいる、目にみえない、ちいさな、ちいさな生きもの──微生物。 その存在と、わたしたちの暮らしとの関わり、自然界での大きな役割を、子どもたちにわかりやすく伝えるイギリスの科学絵本です。(5歳から)
この本は、子どもたちがスムースに、目に見えないちいさな生き物の存在を理解していけるよう、よく配慮された作品です。科学的な面も十分に正確で、かつ、わかりやすく、親しみやすく微生物の紹介がされています。 監修者/筑波大学生命環境系 出川洋介(菌類学)
微生物の生態や働きを伝えてくれる絵本。
微生物の大きさや、数、姿などが視覚的にパッと捉えれるよう描かれています。町の人口、自分の皮膚、食物など、身の回りの事柄を通して説明されているところも、いい。微生物がぐっと身近になります。
地球の環境は、微生物がいなければなりたちません。そして、人間も。微生物がいなければ、今の生活は続けられません。
未来を生きる子ども達のために、環境問題について真剣に取り組まなければならなくなっている今、大人にも、子どもにも、「微生物」から地球について考えるきっかけになる一冊だと思います。 (こはこはくさん 50代・ママ 男の子12歳)
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