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残された孫ふたりだけで、おばあさんの通夜をするまでの心の動きをていねいに描く中国児童文学を絵本画家和歌山静子が絵本化。
おさない兄妹の、唯一の身内だったおばあさんが亡くなってしまいます。
幼い兄妹は、二人だけでお通夜をします。
そして、二人はおばあさんのあたたかい思い出を思い出していきます。
亡くなっても、心の中に思い出は行き続ける、その思い出は、あたたかく包んでくれます。
そして、今まで苦労をしていたおばあさんは、ゆっくり休める世界に行くのだから、
悲しまないで送り出そうと考えます。
日本では、ありえない設定だと思います。
でも、悲しい別れを、この本を読んで乗り越えられるように、なってもらいたいと思います。
大人になっても、この本を忘れないずにいてもらいたいです。 (おるがんさん 40代・ママ 女の子13歳、男の子11歳)
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