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一人の男の子が泣いている――始まりは知らない、みんながやったんだもの…言い訳が続く。責任について考えるスウェーデンの絵本。
一緒に考えていきたいな
そんな大切なひとと 静かに読みたい1冊だと思います。
3人娘一緒に 静かに聞いていました。
泣いている きっと お友だち
後ろにいる きっと そのお友だち達
たくさんいても なんだかさみしいね
三女が最初のページを見たとき 言いました。
たくさんいるから 余計にさびしいんよ
長女が答えるように言いました。
うん
そうやね
知っている理由を告げるひとりひとりの子
でも 決まって最後に言う言葉
「 わたしのせいじゃない 」
ーせきにんについてー
サブタイトルの言葉が 静かに でも じわじわ訴えてくるようです。
お説教めいた言葉はありません。
ただ ただ
考えなきゃな と強制されるでもなく 思っています。
ほんとに そうなのかな
ほんとに それでいいのかな
ほんとに ほかには なにも できないのかな
どうすれば よかったのかな いいのかな
「 わたしのせいじゃない ? 」
目から 耳から そして 心に直接 訴えてくるように感じます。
読みっぱなしにはできない1冊です。
それから
誰かに読む前に 一度は読んでおいて 自分の考えをまとめておくべき1冊だと思います。
大切にしたい1冊です。
でも 無責任には届けられない
読んだあとの 時間までを一緒にすごす
大切にするべき1冊だと
わたしは思います。 (みぽみぽさん 40代・ママ 女の子15歳、女の子11歳、女の子6歳)
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