気象予報士のかたつむりが「梅雨明けはもうすぐでしょう」と伝えました。すると太陽が「もうすぐ梅雨明けですか。そろそろみんなに知らせますか」と立ち上がりました。
まず、メロンとスイカが誰かに呼ばれたような気がしました。それに続いて、セミ、カブトムシ、かきごおり、ソフトクリーム、せんぷうきとひまわりも呼ばれたようです。いよいよ夏の風物詩たちの出番になりました。
みんなは、夏に向かってまっしぐらに走っていきます。すると、かとりせんころうさんや、とうもろこしぞうさんが一緒に連れていってと走ってきました。そして、きんぎょばちかさんに、うきわのすけさんも合流します。全員がそろうと、目の前に大きな大きな黒い雲が見えてきました。一瞬にして、大雨が降り、雷が鳴り響き、突風までおこりました。そしてながしそうめんのじっちゃんに会うと……。さあ、夏はもう目の前です!
梅雨明けから夏までをユーモアいっぱいに描いた一冊。
数年前に出会って、「すご〜い!!!おもしろい!!!」
と、大好きになった本です。
かがくいさんの本の中で、私は一番好きです。
何とも勢いがあり、読み終わって爽快なのです。
去年の夏は4年生の読み聞かせで読みました。
朝読んで、ちょうどその日に、急な晴天→大雨落雷→晴天!と劇的な
天気だったので、わ〜絵本みたいな天気だ!と言っている子がいました。その日は親子レクリエーションで流しそうめんもしたので、ぴったりの日でした★
今日は3年生からのリクエストがあったので、選びました。
リクエストしてくれた子が、はにかみながら喜んでくれていて、こちらもうれしくなりました。
細かい絵があるので、できたら大型本が出てほしいと願っています。 (あすぱらこーんさん 30代・ママ 男の子12歳、男の子10歳)
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