「おうちへかえろ てをつないでかえろ」 ねずみさん、うさぎさん、らいおんさん、ぞうさん、そしてわたし。みーんなで手をつないで「おうちへかえろ」 ねずみさんのおうちは・・・ちいさなくつのおうち。 うさぎさんのおうちは・・・にほんのえんとつのあるおうち。 らいおんさんのおうちは・・・おおきなおしろのおうち。 手をつないでいたお友だちは、ひとりずつおうちへかえっていって、残ったのはわたしひとり。 さみしそうなわたしに、おつきさまがおりてきて手をつなぎ、「おうちへかえろ」としてくれるページがとってもかわいいです。わたしのおうちは・・・そう、おとうさんとおかあさんのまってるおうち、だよね。 三浦太郎さんのやさしいタッチのイラストは、ページをめくっていくとだんだん色のトーンが変わっていき、パステルっぽい色合いからすこしシックな色合いまで心地よい変化を楽しめます。あわただしい子育て。一日の終わり。お布団で子どもに読んであげると、なんだか大人までほっと癒される絵本です。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
帰宅時に、ともだちと別れるときのさびしさ。かならずおうちで待っていてくれる、お父さんお母さん。 絶対の安心が心に残ります!
動物たちの絵がとてもかわいらしくて癒されます。
それぞれの動物にちなんだおうちにみんな帰っていくお話です。
「帰る」というとなんとなくさみしい気持ちになって、しょんぼりしてしまったりしますが、帰った先には温かい家族が待っている喜びも感じることができました。
息子も気に入ってくれましたが、私も気に入りました。
長い文章の絵本は集中して聞いてくれないので、絵がかわいくて単純な文が並んでいる絵本を探していました。そんな時見つけた絵本で、最近は毎日のように読み聞かせしています。 (プッちゃさん 20代・ママ 男の子2歳)
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