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イブのお祝いを楽しみに町へ出かけた幼い兄弟。その日、長い間眠っていたクリスマスの鐘が、静かに響きはじめます―― 古い言い伝えと小さな真心のお話。レイモンド・M・オールデン原作「WHY THE CHIMES RANG」を あたたかい一冊の絵本にしてお届けします。クリスマスに、ゆっくりと読んでいただきたい一冊です。
クリスマスの鐘を鳴らそうと思って御供えした銀貨は、きっとペドロが節約して貯めた大切な銀貨だと思います。念願の教会を後少しで到着するのに、倒れた女の人を見捨てることが出来なくて、教会に行くのは諦めて女の人の看病しました。小さい弟も一人で教会に行くのは心細かっただろうし、ペドロだって本当は小さい弟のことも心配していたと思うと切なくなりました。二人の優しい気持ちが鐘を鳴らしたのは言うまでもありません。小さい弟が、大人を無事に呼んで来れて女の人の命が助かってのハッピーエンドに安堵しました。まだ孫には理解出来てないですが、孫の絵本に加えたいと思いました。孫には、何度も何度も繰り返して読んであげたいと思いました。 (押し寿司さん 60代・じいじ・ばあば )
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