「なーんだ なんだ くろいの なんだ?」
んん? 赤い背景に白い地面。 そこに真っ黒な丸い形が転がっている?
「なーんだ なんだ くろいのふたつ」
今度はふたつになった! さらに続きますよ。 歌うような言葉に乗って、少しずつ少しずつ、 ゆっくりと白と黒の何かが登場してきます。 目がふたつに、はなひとつ。 ああ、この大きな可愛い動物は、パンダさんだ!
これは楽しい楽しいあかちゃん絵本。 だって考えてみてください。 まるまる1冊絵本を使って、時間をたっぷり使って。 大好きなパンダさんに会えるのです。 何度も何度も会えるのです。 覚えれば覚えるほど、嬉しいのかもしれませんよね。 ほら、今日もまた。
「パンダさん、こんにちは」
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「なーんだなんだ」歌のような言葉とともに、ゆっくりパンダがでてきます。あかちゃんの絵本。
初めてこの絵本に出会ったのは、生後6カ月くらいのこと。
絵本クラブで届けていただきました。
ずっとずっとお気に入りで、すでにボロボロ。
つぎはぎだらけです。
先日1歳7カ月になった娘。
ママが風邪で声が出ないときにこの本を持ってきて、
広げて、自分で声に出して読んでくれました。
(読んでくれたのか、読んでみたのか…(笑)
しゃべり始めて1カ月ちょっと。なのに。
「なーんだ、なーんだ。
めがふたちゅっ!
ぱんあちゃんだっ!」って。
ほかにも覚えちゃってる本がたくさんありますが、
こんなに「音読」ができるなんで、びっくりしました。
おかげさまで、パンダも大好きです(笑) (eeeさん 30代・ママ 女の子1歳)
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