くまさんの畑でおいもがどっさりとれました。くまさんは考えました。「ひとりで食べてはもったいない。おとなりさんにもわけてあげよう。」思いやりを育てるほのぼのしたお話です。
くまさんがお芋をどっさり掘りました。
「一人で食べてはもったいない」→お隣さんにあげよう!
もらった動物たちは、次から次へとお隣さんに分けていきます。
薄れていく近隣つきあいの現在にとって、もしかしたら子ども達がなかなか目にしない光景なのかもしれません。そんな意味でもオススメしたい1冊です。
我が家は、ちょうどジャガイモ掘りに行ったばかりで、いつも家庭菜園のミニトマトなどをくださる近所のおばあさん達へ娘とお裾分けに行ったばかりでした。
タイムリーだったこともあり、「1人で食べたらもったいないから、あげたもんね〜」と言う娘。嬉しいことは、みんなで分け合う気持ちを大切にして欲しいと思っています。
ラストに、どの家からもお芋のいいにおいがしてくる。気持ちが温かくなる絵本ですよ。 (まりちゃまさん 30代・ママ 2歳、0歳)
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