メガネをかけたら世界が変わる、感動物語
メガネをかけなくてはならなくなった女の子が主人公です。クラスには、メガネをかけている子なんて一人もいないので、どうしてもメガネをかけたくありません。「頭が良くなるならかけるわ」とか、「宇宙まで見えるならかけるわ」とか、難癖をつけます。朝会のある日、やっとメガネをかけて学校に行ってみると……。
くすのきしげのり作の『おこだでませんように』と『ふくびき』に続く感動作第3弾です。はじめてメガネをかける子どもの不安を描く心温まる物語です。
【編集者からのおすすめ情報】
子どもの気持ちを非常に良く表現し、人として大切なものをストレートに描いている、くすのきしげのりさんの絵本は、「子どもに読み聞かせたい絵本」として、高い評価を得ています。本作品も、読み終わった後に、ほのぼのとあたたかい気持ちになることでしょう。何度でも読み聞かせたい作品です。
3人の子供たちは成人し、2人の孫がいる立場ですが、
私自身が今、いろんな絵本に関心があります。
私は老眼になるまで
すごくよく見える眼でした。
長女は3歳で乱視が見つかり 幼稚園からメガネで矯正していました。
次女も斜視があり 早くから眼の手術や矯正をしていました。
そんな経験から
親の立場、先生やお友達、
子供の気持ちがこの絵本からリアルに伝わってきました。
現代は検査も行き届き、早くからメガネをかけることで
より良い状態に成長させていくことができましたが、
当時 私自身が不安だったこともあり、
そのころに この絵本を親子で読みたかったなぁと思いました。
子育てに不安はつきものですが、
この絵本の先生方や お父さん、お母さんが
こんなふうに関わっていると、
子供たちは優しい気持ちになれるんですね。
ぜひ いろんな方に読んでいただきたい
私からのオススメです。 (koyokaさん 50代・じいじ・ばあば )
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