図書館から借りてきて、8歳の娘と読みました。
おばあちゃんっ子だった室井滋さんの幼少時代のお話です。
バアちゃんに“ひっつき虫”の、しげちゃん。
担任の先生から、成績表に「自立を!」なんて書かれてしまいます。
お母さんからは「バアちゃんと一緒に寝るの禁止!」令が出されてしまいます。
しげちゃんは一生懸命、自分の部屋で一人で眠れるように
努力しますが…?!
まずちょっと怖かったのが、しげちゃんの考える「自立さん」!
こちらをにらむたくさんの目に、次女もちょっとギョッとしていました。
今、目みたいに見える木目の天井なんて、
あまりお目にかかれないですからね〜( ^ ^ )。
そこは少し、説明しました。
その後の白ヘビのシーンも、次女的には結構衝撃的だったようですが、
最後のオチ(?!)に、私も次女も大笑い!!!
何回見ても、笑っちゃいます(笑)。
怖〜い怖〜い「自立さん」より、
「バアちゃんの○○」の方が、よっぽど破壊力を持っていたんですね(笑)。
室井さんのあとがきに、おばあちゃんとの温かい関係が見て取れて、
心がほっこりしました。
読んだ後に、自立ってこういう意味だよって教えてあげたり、
昔の家は、外にお便所があったんだよ〜とか、
ちょっとした補足説明は必要かと思います。
子供よりも、大人が読んだ方が、いろいろ共感できて楽しいのかも?
怖がりの子は、ちょっと怖くなってしまうかもしれない、とも思いますが、
最後が衝撃的過ぎて(笑)面白いので、
怖かったのも忘れちゃうんじゃないかな〜?と思います。
小学校1年生くらいからおススメです。
大人の方にも、おススメです!!( ^ ^ )