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おだんごスープ」 みんなの声

おだんごスープ 作:角野 栄子
絵:市川 里美
出版社:偕成社 偕成社の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:1997年11月
ISBN:9784033307800
評価スコア 4.83
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みんなの声 総数 41
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  • おばあさんの残したものは

    おばあさんを亡くして、ひとりぼっちになってしまったおじいさん。
    でも、おばあさんの残してくれた「おだんごスープ」を思い出すことが、おじいさんを立ち直らせてくれました。
    スープの作り方を順番に思い出すところ、順番にスープを食べにくるお客が増えていくところ、おじいさんが次第に元気をとりもどしていくのがよく分かります。
    自分でもこのスープが作れそうにも思えてきましたよ。

    味わいのあるお話でした。

    投稿日:2012/03/26

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    1
  • 生き甲斐

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子20歳

    市川さんの絵が気になり
    片っ端から図書室からお借りしています(^^ゞ

    「おだんごパン」は知ってるけど
    「スープ」?
    おぉ!角野さん作品ではありませんか

    のっけから
    おばあさんが亡くなってるし
    絵でも向かい合わせの椅子は
    ここに生前おばあさんが居たんだろうな〜
    お花も枯れちゃって・・・
    時間の経過や、亡くなった方はいる喪失感
    悲しみ・・・等 絵で感じさせています
    素晴らしい!!

    でも、すごいんです
    スープ作りの歌とともに
    前向きに
    そして、ねずみ3匹から
    子ども達までの関わり・・・

    生きる喜び
    張り合い
    生き甲斐・・・

    素敵です

    最後もまた、これから続きそうな雰囲気で
    素敵です

    投稿日:2012/01/27

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  • しあわせのスープ

    絵も文も美しい、丁寧に作られた宝石のような絵本。

    真っ暗な部屋、とうに枯れてしまった花瓶の花。
    猫背のしょんぼりしたおじいさん。
    そんな悲しい絵に、少しずつ光が射し、おじいさんの表情は生き生きし始め、おしゃれになってゆく。
    そして花瓶には真っ赤な花が。

    たとえ自分の取り分がほんの少しになっても、動物たちや子供たちに、わけへだてなく惜しむことなくスープを与え続けるおじいさん。
    みんながおいしそうにスープを飲む場面の、なんと幸せそうなこと。
    「受くるより与うるは幸いかな」
    という言葉を思い出します。

    息子は無邪気に
    「おじいさん、さみしかったけど、おともだちいっぱいできてよかったね」
    どんなに寂しくても、人は他人とつながっていなければならないのだ。
    それは、自分の心がけ次第なのだ。と、思いました。

    息子が
    「あ、赤ちゃんがお人形忘れている」
    と指差した最後のページには、べとべとに汚れたおじいさんのナプキンと小さなぬいぐるみ。それを微笑みながら見ているおじいさん。
    一つ前のページには、おじいさんのナプキンを借りてエプロンにして、顔をお皿に突っ込むようにして、夢中でスープを飲んでいる小さな子供の絵が。

    きっと、この子は明日もおじいさんのところにやってくるでしょう。
    明日がある。なんて素晴らしいことでしょう。

    投稿日:2009/11/10

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    1
  • 思い出の味・・・

    ひとりぼっちのおじいさん。おそらく長年連れ添ったと思われるおばあさんを亡くした孤独感を感じさせるところから物語は始まります。
    重い腰を上げておばあさんの思い出のスープ作りを始めたおじいさん。
    毎日ちょっとずつ作り方を思い出すたびにおばあさんの思い出の味に近づいていきます。
    そしたら毎日少しずつ、それを食べに来るお客さん(動物だったり子どもだったり)が増えていって・・・。

    最初のページではおじいさんの表情も絵のトーンも沈んでいたのに、ページをめくるたびにおじいさんの表情が明るくなり、絵のトーンも明るくなっていくので、読んでいてどんどんうれしくなります♪

    お料理が大好きな息子は、おだんごスープの作り方が楽しいようです。
    お気に入りの絵本です。

    投稿日:2008/10/14

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    1
  • 思い出の味

    おばあさんに先立たれ、ひとりぼっちになってしまったおじいさん。という暗い感じが漂うスタートでしたが、おばあさんが作ってくれていた、おだんごスープを作り、だんだんと思い出の味に近づくにつれ、元気になっていくおじいさんを見ていると、なんだか読んでいる方も元気をもらえるような物語でした。
    おだんごスープを飲みにやってきた沢山のお客さん。おじいさんはもう寂しくないですね!

    投稿日:2021/04/11

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  • スープが飲みたくなる

    おばあさんをなくしたおじいさん。
    おばあさんがつくってくれたおだんごスープを作ろうと思い作ります。次から次へと来客が多くなっていき、いろんな人に食べてもらおうと思い、どんどんおいしくなっていくというストーリー。人のために作ることでおじいさんが元気になっていく過程が描かれていて素敵でした。読んだあとはおだんごスープが飲みたくなります。

    投稿日:2016/01/27

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  • 外国の民話みたい!

    小学生の娘が、朝の読み聞かせで読んでもらって面白かったと教えてくれました。
    「おばあさんがしんだのでおじいさんはひとりぼっちになってしまいました」という衝撃的なセリフから始まる物語り。でもおじいさんは、大好きだったおばあさんのおだんごスープをつくることによって、少しずつ生きることへの喜びを見いだしていきます。
    丁寧に描かれた絵が、おじいさんの心の変化を上手に表していると思います。
    タイトルや絵のタッチから外国の民話だと思い込んでしまったのですが、日本の作者コンビによる作品でした。
    心温まる素敵なお話で、大人にもオススメです。

    投稿日:2015/03/22

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  • おばあさんの味

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子3歳、女の子1歳

    亡くなったおばあさんのおだんごスープの味を再現しようとがんばるおじいさん。
    いつも食べていたものでもいざ作ろうとするとなかなか難しいものですよね。
    おばあさんを思いながら料理をするおじいさんの姿…なんだかあたたかい気分になりました。おだんごスープだけでなくおばあさんのことが大好きだったんだろうなと思います。
    みんなに惜しみなくスープをごちそうするところも良かったです。

    投稿日:2015/02/28

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  • 素晴らしい一冊!

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、女の子3歳

    おばあさんが死んでしまって、
    無気力なおじいさん。
    何をするにも力が出ない、そんな薄暗い中のおじいさんの様子が、
    最初に描かれています。

    おばあさんが生前よく作ってくれたおだんごスープが飲みたくなり、
    一人分のなべに、スープを作ってみたおじいさん。
    ネズミが一匹やってきて、分けてあげます。
    でも、なんか、違う。

    こうしてどんどんスープを食べに来る動物が増え、
    おじいさんのスープにもどんどん改良が加わります。

    文章が書かれている右ページを見てみると、
    食べ終わったあとのお皿の数、
    そしてスープの材料の種類、
    量がどんどん増えていくのがわかります。
    それと正比例してどんどん活き活きとしてくるおじいさん。

    そして最後にどっときたお客さんのときは、
    息子も、
    「うわあああ!!」と叫び声。
    おじいさんも心の中でなんともいえない嬉しい叫び語を
    揚げたに違いありません。
    最後にやっと、おばあさんの味になったおじいさんのスープ。
    おじいさんに友達が増えたこと、
    活き活きとした生活を取り戻したこと、
    そしてスープの味が完璧になったこと。

    読者である私と息子も、その全てにとっても充実感を覚えました。

    投稿日:2014/09/18

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  • あたたか〜いお話

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子6歳、男の子4歳

    おばあさんを亡くし、一人ぽっちになってしまったおじいさん。
    ただ椅子に座って暮らすだけの日々から脱出させてくれたのは、亡くなったおばあさんが作っていたおだんごスープでした。
    おばあさんが歌いながら作っていたおだんごスープ、歌を思い出しながら一生懸命作ります。
    なかなかいっぺんには思い出せないけど、何日もかけておばあさんのスープへ近づいていくのです。
    そしてその香りにつられたお客さんたちも、何日もかけて増えていきました。
    最初は一人ぽっちだったおじいさんがいつの間にかたくさんのお客さんに囲まれているようすが、なんとも温かく、心を和ませてくれます。スープの良い香りも、絵本から漂ってきそう。
    味わい深い挿絵とストーリー、優しい気持ちになりたいときに手にとってほしい一冊です。

    投稿日:2013/02/26

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