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グリム兄弟の多くの昔話と同様、『ヘンゼルとグレーテル』も、色々な描かれ方がされていますが、この『ヘンゼルとグレーテル』は、「暗くて怖い版」でした。 本の殆どの背景は黒く、お菓子の家は地味です(解説によればレープクーヘンがモデルとのこと)。長い文章が、物語の重さを引き立てているようにも感じました。 『こびととくつや』の明るさがとてもよかったので、この本を読んだのですが、期待したのと少し違いました。 昔話の底に流れる、怖さ、を味わいたい時に読むのがいいかもしれません。
投稿日:2022/02/05
知っている童話にしては、絵といい文章といい、重厚で心理描写の深みを感じる絵本です。 表紙から始まる基調の黒は、二人の不安を克明に表現しています。 シルエットをかすかに見せるだけの両親は、親の愛情のなさを表現しています。 原文はわかりませんが、藤本朝巳さんの淡々と語り口調でつづられる文章はドライで、ブラントさんの絵をさらに効果的にしていると思います。 白と黒の対比が、解放と束縛、幸せと不幸を語っています。 子ども向けというよりも、大人向けの「ヘンゼルとグレーテル」でした。
投稿日:2017/02/16
とにかく真っ黒な背景が、印象に残りました。 黒が多いことによって、森の暗さ・ヘンゼルとグレーテルの心の不安・魔女の恐ろしさなど、お話全般にわたって、読者の心の働きかけていたと思います。 二人の勇気と知恵が、ハッピーエンドを掴み取ったのでしょう。
投稿日:2013/02/14
2歳8ヶ月の息子に読んでやりました。 有名なお話ですが、私が小さい頃に読んだ絵本は、もっと安っぽくアニメっぽかったように記憶しています。きちんと描かれた絵本はやはり違うなと改めて感じました。 この絵本では、父親と継母の姿が描かれておらず、1箇所だけ影として見えるだけです。子供たちに焦点をあてて、背景を黒くしてあり、怖さや不安が良く感じられます。ただ、魔女はもう少し怖い方が良かったかなと思いました。 ただ、文章にかなり漢字が使ってあり、言い回しも少し大きい子供向けのようでした。その点は息子には少し難しそうなところでした。 それでも息子はじーっと聞いていました。怖いものに興味があるので、魔女が怖くない点が少し残念そうでした。
投稿日:2011/01/06
2010年に新しく出た「ヘンゼルとグレーテル」です。 内容はほぼグリム童話の直訳と思える文章でした。 カトリー・ブラントの絵は、いかにもヨーロッパの貧しい国の子どもという感じがにじみ出ていて、印象的でした。 自分が子どもの初めて読んだ「ヘンゼルとグレーテル」はきらびやかで、美味しそうなカラフルなお菓子の家でしたが、 こちらの絵本では、それほど美味しそうには見えませんでした。 ただ、「食べるものがほとんどない」状態の子どもたちにとっては、ひどく美味しいものだったんでしょうね〜。 気になったのはこの絵本に登場する魔女は、優しそうな振りをしていて、実は「子どもを食べる悪い魔女」という設定にしては、ちっとも意地悪く見えないし、怖そうにも見えなかったのが残念でした。 絵本の全編を通して、バックのベースが黒。文章が白字で書かれているので、字が浮き立っていて、文章が多い割に、意外と読みやすかったです。 「ヘンゼルとグレーテル」は声に出して読むと結構長いので、 あまり低学年のお子さんに読んであげると、途中で飽きてしまうかもしれません。 読み語りなら、小学校の中学年以上にお薦めです。 ちなみにこの絵本のカトリーン・ブラントさんは、ドイツで絵本作家としてはとても有名な方のようです。 それから、もうひとつ。 この絵本の訳者は、最近知った素敵な絵本「お父さんの庭」を訳された方でした。あちらの絵本もとても素敵なので、まだ知らない方はぜひ、読んでください。、
投稿日:2010/06/21
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