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ヘンゼルとグレーテル グリム兄弟の童話から」 みんなの声

ヘンゼルとグレーテル グリム兄弟の童話から 絵:カトリーン・ブラント
訳:藤本 朝巳
出版社:平凡社
税込価格:\1,650
発行日:2010年03月
ISBN:9784582834598
評価スコア 3.83
評価ランキング 45,844
みんなの声 総数 5
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  • 暗くて重い『ヘンゼルとグレーテル』。

    グリム兄弟の多くの昔話と同様、『ヘンゼルとグレーテル』も、色々な描かれ方がされていますが、この『ヘンゼルとグレーテル』は、「暗くて怖い版」でした。

    本の殆どの背景は黒く、お菓子の家は地味です(解説によればレープクーヘンがモデルとのこと)。長い文章が、物語の重さを引き立てているようにも感じました。

    『こびととくつや』の明るさがとてもよかったので、この本を読んだのですが、期待したのと少し違いました。

    昔話の底に流れる、怖さ、を味わいたい時に読むのがいいかもしれません。

    投稿日:2022/02/05

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  • 不安の黒

    知っている童話にしては、絵といい文章といい、重厚で心理描写の深みを感じる絵本です。
    表紙から始まる基調の黒は、二人の不安を克明に表現しています。
    シルエットをかすかに見せるだけの両親は、親の愛情のなさを表現しています。
    原文はわかりませんが、藤本朝巳さんの淡々と語り口調でつづられる文章はドライで、ブラントさんの絵をさらに効果的にしていると思います。
    白と黒の対比が、解放と束縛、幸せと不幸を語っています。
    子ども向けというよりも、大人向けの「ヘンゼルとグレーテル」でした。

    投稿日:2017/02/16

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  • 黒い背景

    とにかく真っ黒な背景が、印象に残りました。
    黒が多いことによって、森の暗さ・ヘンゼルとグレーテルの心の不安・魔女の恐ろしさなど、お話全般にわたって、読者の心の働きかけていたと思います。
    二人の勇気と知恵が、ハッピーエンドを掴み取ったのでしょう。

    投稿日:2013/02/14

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  • 両親の姿が見えない絵

    2歳8ヶ月の息子に読んでやりました。

    有名なお話ですが、私が小さい頃に読んだ絵本は、もっと安っぽくアニメっぽかったように記憶しています。きちんと描かれた絵本はやはり違うなと改めて感じました。

    この絵本では、父親と継母の姿が描かれておらず、1箇所だけ影として見えるだけです。子供たちに焦点をあてて、背景を黒くしてあり、怖さや不安が良く感じられます。ただ、魔女はもう少し怖い方が良かったかなと思いました。

    ただ、文章にかなり漢字が使ってあり、言い回しも少し大きい子供向けのようでした。その点は息子には少し難しそうなところでした。

    それでも息子はじーっと聞いていました。怖いものに興味があるので、魔女が怖くない点が少し残念そうでした。

    投稿日:2011/01/06

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  • ドイツでは有名な絵本作家さん

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子15歳、女の子10歳

    2010年に新しく出た「ヘンゼルとグレーテル」です。
    内容はほぼグリム童話の直訳と思える文章でした。
    カトリー・ブラントの絵は、いかにもヨーロッパの貧しい国の子どもという感じがにじみ出ていて、印象的でした。

    自分が子どもの初めて読んだ「ヘンゼルとグレーテル」はきらびやかで、美味しそうなカラフルなお菓子の家でしたが、
    こちらの絵本では、それほど美味しそうには見えませんでした。
    ただ、「食べるものがほとんどない」状態の子どもたちにとっては、ひどく美味しいものだったんでしょうね〜。

    気になったのはこの絵本に登場する魔女は、優しそうな振りをしていて、実は「子どもを食べる悪い魔女」という設定にしては、ちっとも意地悪く見えないし、怖そうにも見えなかったのが残念でした。

    絵本の全編を通して、バックのベースが黒。文章が白字で書かれているので、字が浮き立っていて、文章が多い割に、意外と読みやすかったです。

    「ヘンゼルとグレーテル」は声に出して読むと結構長いので、
    あまり低学年のお子さんに読んであげると、途中で飽きてしまうかもしれません。
    読み語りなら、小学校の中学年以上にお薦めです。

    ちなみにこの絵本のカトリーン・ブラントさんは、ドイツで絵本作家としてはとても有名な方のようです。
    それから、もうひとつ。
    この絵本の訳者は、最近知った素敵な絵本「お父さんの庭」を訳された方でした。あちらの絵本もとても素敵なので、まだ知らない方はぜひ、読んでください。、

    投稿日:2010/06/21

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