うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜 (小学館集英社プロダクション)
お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!
あなたのからだをだいじにするほん(Gakken)
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猟師にお母さんを殺されてしまった子ぎつねは、そうとは知らずに お母さんを待ち続けています。 ある日、人間の子が七夕飾りにお願いを書いているのを見て、字が 書けないながらも一生懸命考えて、自分もお願いごとをします。 人間の子は叶ったのに、自分は叶わない… せめて夢の中でお母さんに会おうと、食事もとらずに眠ってばかりで 弱ってしまいました。その時、雌の子ぎつねに助けられ、成長した 2匹は家庭を築きます。 一生懸命に考える子ぎつねに、思わず涙が出そうになります。 願いは叶わないままですが、親子の絆や悲しみを乗り越えて成長する 姿に温かい気持ちにもなれるお話です。
投稿日:2009/09/14
本屋で七夕コーナーにあって、すぐに手をとりました。 涙がじんわり・・・(T_T)(T_T)(T_T) ストーリーと絵がとてもピッタリ。 羨望⇒真似⇒同じようにはならない⇒どうすればいいんだろう・・・という似たような体験は、誰にでもあるのではないでしょうか?「どうしたらいいんだろう・・・」という主人公のせつない気持が、ひしひしと伝わってきます。 でも、最後が又ホッとするという。 「ごんぎつね」「てぶくろをかいに」等、なぜにキツネが主人公の絵本は、涙がつきものなのでしょう。 たぬきさんでは、こういう風にはいきませんよね? 七夕というと、「彦星と織姫」が主人公というのが定番ですが、是非一度は読んでいただきたい絵本です。
投稿日:2007/07/05
母キツネが死んだのも知らずに、七夕に願いをする子キツネの思いが 不憫でとても切なくなります。 短冊の変わりに、山芋の葉に野あざみの花の汁を足に塗り葉の上に自分 の足跡を残す・・・・ けな気でとても可哀想です。 もう、おかあさんが亡くなっているのも知らなくて・・・・・ でも、最後には子キツネを助けてくれた可愛い雌の子狐に出会えて、 4匹の子供たちにも恵まれて本当によかったです。 可愛い子キツネを残して死んでいった母キツネのことを思うと胸がはり さけそうな思いになります。我が子には、幸せになってほしいと思いま した。とても泣けるお話ですが、お薦めの絵本です。
投稿日:2009/09/26
おかあさんと別れた子ぎつねは、おかあさんが夢の中に出てくると、ふもとに降りて、一軒の農家の様子を見ることにしていました。 『おとうさんの病気が治りますように』と、たなばたに願いを書いた子どものまねをするのですが… きつねのお願いの仕方に、思わず涙が出てきました。どうぞ、かなえてあげてください。でも、それはもうかなわぬことだったのですが… このまま、願いも届かず、子ぎつねはどうなっていくのでしょうか。 優しい、純な心をもった子ぎつねを、どうか助けてあげてと思わずにはいられませんでした。
投稿日:2008/11/09
七夕の季節に娘に読んであげた1冊です。 表紙を見ると、双子の可愛い狐の物語?と思ってしまいますが、実はとても切ないお話でした。 お母さんをなくした子狐が、笹に託した願い。一生懸命な思いがとても優しい挿絵から伝わってきます。 短冊に物をねだる子供の願いを見かける事が多くなってきましたが、この絵本のように心の願いを短冊にしたためる子に成長して欲しいと願ってしまいます。
投稿日:2008/07/23
七夕の本を子どもたちに読んであげたくて、探しているうちに出合った絵本。 餌を取りに行ったまま帰ってこないお母さんを待ち続ける子ギツネ。母さんキツネが恋しくなると、里へ下りていって人間の親子を眺め、心の拠り所にしています。そんなある日、七夕の飾りをみたキツネは、「お願い事をするものだ」と考えます。そこで、山芋の葉っぱにアザミの汁で手形を押して、こっそり笹につるし祈ります。「お母さんが帰ってきますように」と。 しばらくして里へ下りて行くと、人間の子どもの願いは叶い、楽しげにしているのを目にします。 自分の願いが叶わなかったキツネはつぶやきます。「やっぱり、字をかかなかったからだ…」と。 この場面!胸がしめつけられました。 ハッピーエンドで終わるけれど、後味のなんて切ないお話なんだろうと思いました。11歳の息子は「う〜ん」とうなって曖昧なほほえみをうかべていました。
投稿日:2004/06/14
こぎつねのお母さんは猟師の鉄砲で撃たれて死んでしまったのです おかあさんが 雲の中に消えていく・・・ このシーンから こぎつねの悲しさに涙します おかあさんに 会いたい! ちょうど七夕さまの日 笹飾りに願い事のたんざくをつけている男の子とお母さんをみて こぎつねは さといものはに自分のあしがたをつけて「おかあさんが かえってきますように」と願うのです なんと切ない願い事でしょう 七夕さま 叶えてください! でも・・・ 願いは叶えられず・・ 悲しくて毎日ねむって夢でお母さんに会うのです かなしいな〜 もうそのまま 死んでしまうように思えました でも・・ こぎつねを助けてくれたきつねとの出会い そして 親となり 子ぎつねたちとしあわせをつかむのです 作者の後書きもすごい願いが込められていて・・・ この本を読んだ子どもたちへのメッセージですね 七夕のころ 読んであげたい絵本です 希望を捨てずに、寂しさを乗り越えて 生きていけますように・・・
投稿日:2013/04/26
いなくなったお母さんを思う気持ちは動物も人間も同じですよね。七夕に願いを込める。夢を描くだけでなくてしっかりとした願い事を短冊に書いて。七夕の持つ意味にはこういった意味もあるのかと思いました。人の気持ちを叶えてくれる、叶えてくれるかもしれない。どんな思いも大切です。切ないですが、多くの子供たちにぜひ読んでもらいたいお話です。
投稿日:2024/05/17
悲しい終わり方をするのかと、少し恐れながら読みました。 けれど、最後の最後で希望溢れる展開になったので、ほっとしました。 そうとは知らずにお母さんを失ってしまったこぎつねの、七夕に託した心からの願い。 それは叶わなかったけれど、代わりにとてもかわいらしい雌ぎつねと出会います。 親離れ子離れの大切さや自立心の大切さを、きつねを通して教えてもらいました。
投稿日:2023/07/05
娘が小さい頃にも読んだことのあった絵本です。 たなばたの季節に、何かよい絵本はないかなと 探していて、また出会いました。 その時には感じなかったことを、娘は感じたようで、 とても静かにお話を聞いていました。 キツネの子の深い悲しみが、大人の心にも 深くつきささります。 どうかどうかこのキツネの子が幸せになりますようにと 願わずにはいられない絵本です。 やわらかい感じの絵もとても気に入っています。
投稿日:2018/10/25
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