もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
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10件見つかりました
読み終わったときに、なんとも言えないような、はかない気持ちになりました。 すべてが、幻だったかのような気がしてきます。 絵のほうでは、とにかく日本の四季の風景の美しさが印象的です。 ひな祭りや七夕などの伝統的な行事も、大切ですね。
投稿日:2014/03/31
3歳の子供と読みました。 昔話の中でも鬼やら宝が出てくるわけでもなく、比較的地味なお話だと思うのですが、次々と展開される季節の移り変わりが美しくまた面白く、昔話好きな子供も喜んで聞いていました。 最後の不思議な一言で、読者も主人公と同様狐に包まれた様な気分になってしまいます。
投稿日:2011/10/07
鶴の恩返しを彷彿させます。 見るなと言われたら、やはり見たくなっちゃいますよね。。。 12のくらは、月と一致して季節感があるようです。 そして見てはいけない12番目の蔵・・・。 最後があっさりしている気がしましたが、オチやどんでん返しがないのが昔話なのかもしれません。
投稿日:2010/12/23
趣がある表紙が気に入ったのでこの絵本を選びました。日本の様々な美しい伝統文化を眺められるのが良かったです。忘れていた昔の良き物達が沢山登場するので日本に住んでいる事の幸福を再認識できました。主人公の感動と好奇心がありありと感じられる文章も素晴らしかったです。最後の結びの文章も昔話特有の物で気に入りました。
投稿日:2010/01/29
1月から12月までに対応した蔵が出てきて、それぞれの月の絵がきれいだったので借りてきました。それぞれが季節感たっぷりでダイナミックに描かれてて私は好きです。本当に日本昔話…って感じの絵本に仕上がってます。 でも見るなと言われても…やっぱり私も見ちゃうだろうなあ。
投稿日:2009/11/22
山奥に入り込み、道に迷った若者を助けてくれたあねさまはりっぱなおやしきにとめてくれるのですが、「十二のくらのうち十一まではみてもよいが十二のくらだけはみないでくださいね」といいのこして留守番を頼みます。残された若者は、一から十一のくらをあけてみるのでした。 久々に読んだ昔話でしたが、くらのひとつひとつを見ると日本っていいなぁ、再確認できました。 一のくらはおしょうがつ、二のくらはせつぶん、三のくらはもものせっく、とページをめくるたび日本情緒たっぷりの世界があらわれるのです。 十二のくらは…ね。 古今東西を問わずどの物語も、見てはいけない、あけてはいけないといわれると、あけてしまうんです。結果はもちろん「見るな!」のくらですからねぇ。
投稿日:2007/05/11
○○するな。といわれると、したくなるのが人間の心理。 この若者も、「みるな」といわれたのに、つい開けてしまった十二の蔵。 この最後の蔵を開けるか、開けないかという場面が、 子供にとってもすごい緊張感のある場面。 開けちゃうだろうなあ。 でも開けちゃいけない・・・ など、お話を聞きながら子供も子供なりの葛藤がすごくあったようです^^; このあたりはやっぱ昔話の面白さかなあと思います。 一の蔵〜十二の蔵まで、どの蔵も日本の四季折々の良さがありますが、やはり四の蔵はすごい見ごたえがありました♪ でもって、この蔵に田植え・稲刈りがあったりするのが、 コメ文化の日本ならではといったものを感じました^^;
投稿日:2007/05/02
貧しい若者はうぐいすの声に誘われ山奥へ迷い込みました。 泊めてもらった屋敷には12のくらがあり、12番目は見てはいけないと言われますが・・。 それぞれのくらには各月の日本の美しい風景がおさめられています。 四季がはっきりしている日本ならではの特権を思う存分堪能できます。 12番目のくらはどんな風景だったのでしょう。考えるのも楽しいかもしれません。
投稿日:2007/02/10
1月の部屋 2月の部屋 という発想が面白い。 想像力が豊富だった子供の頃は、これらの部屋に自由に出入りできたので、 この話に夢中になって友達とごっこ遊びをしたような・・・。 想像力をかき立てる昔話です。
投稿日:2006/09/05
うぐいすの声に誘われるようにして、山へ迷い込んだ若者を、 快く家に迎え入れたあねさまは、ご馳走を次々に振る舞いもてなします。 翌日、あねさまは、若者に留守番を頼んで用足しに出掛けます。 その際、『このうちには、くらが十二あります。(中略)さいごの十二のくら だけはけっしてみないでくださいね』という言葉を残していきました。 若者は、くらの戸を一つ一つ開けていきます。 そして、見てはいけないと言われていた最後のくらの戸に手をかけ…。 見るなと言われれば、誰だって却って覗いてみたくなりますね。 子どもの好奇心をくすぐりながらの展開は、大人もどこかワクワク。(笑) 見るなのくらの主が伝えたかったことは…? このくらを開けない限り、若者はいつまでも幸せに過ごせたのでしょうね。 ページを繰りながら移り変わっていく季節の様子が、印象的でした。 日本の四季の美しさを再認識できました。 最後のページは、一瞬で夢物語から覚めたあとの寂しさが漂っていました。 ただ一点、『いきがぽーんとさけた』という言い回しは、意味がわからず… ちょっとだけ消化不良でした(^_^;)
投稿日:2006/08/13
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