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7件見つかりました
サルの子供がちょうちょに聞きながらお母さんを一生懸命探しているのがかわいかったです。子供もお話を聞きながら、「サルのお母さんやから猿やし!!」って言って笑って見ていました。ストーリー展開もとっても面白かったので良かったです。
投稿日:2012/06/13
迷子になっているサルのこにちょうちょうがおかあさんをさがしてあげるお話。でも、ちょうちょうがみつけてくれるママはサルのこのママとは似ても似つかないママばかり。いろんなヒントをだしてママをさがして最後には・・・。 ちんぷんかんなちょうちょうに息子は「違うよね。これもママじゃやないね。」と言いながら喜んでページをめくります。なんでちょうちょうがこんなにとんちんかんなのか・・・その訳がわかると「なるほど!」と思ってしまいます。ただ、おかあさんを探すだけでなくひとひねりしてあるところがお気に入りです。最後の「ママだぁ」のところで子供をぎゅーとしてあげると、とても幸せな気持ちになれますよ。 絵が独特で他にはない面白さがあります。
投稿日:2009/03/24
おさるの子が迷子になって「ママはどこ?」。 そこへ現れたちょうちょのおじさんが「探してあげる」と申し出る。 ママはどんな様子なのか、おさるの子が言うたびに、 「あそこにいたよ!」「それならこっちだ!」 とちょうちょのおじさんはあちこち連れて行ってくれるけど、 なぜか全然違う動物のところへ・・・ ページをめくるたびに出てくる「間違い」に子供はウケまくりでした。 でも、最後に「そういうことだったのか!!」と親子で納得させられ、 とてもよく出来た話だなぁと感心してしまいました。 絵も鮮やかな色でハッキリしていて、 楽しく盛り上がれる絵本でした。
投稿日:2008/11/05
今の低学年の子供でも、自分のアドレスと電話番号をいえない子が多いですよね。友達同士で、「○○ちゃんのうち、どこの近く?」と質問してもわからないと帰ってくる。いろいろ特徴を聞くとちょっとしか出てきませんよね。 このお猿さんはまだ小さいのでちょうちょさんとであった時に、まとめてこういうママだよと言えない。一つ一つずつしかいえないのよね。お母さんでも子供と同じ顔もいますが、全く似ていないものもいますよね。私も、小さい頃勝手にどこかへ行って迷った時にまだ小さかったので、自分の名前がうまくいえませんでした。おまわりさんが質問していても私の言っている言葉が通じなかったようです。自分にはわかるように言っているつもり。全部を伝えるのに小さい子は時間がかかりますね。ちょうちょさんも根掘り葉掘りと聞き込みすれば一発にママを当てられるのにね。 でも、猿の坊やが親に出会えてよかったです。 今まで寂しかったからギュッと抱きしめたくなりますよね。
投稿日:2007/05/10
親子で読みながら、ページをめくる度に笑ってしまいました。 ジャングルの中で迷子になってしまったサルの子を親切なチョウチョのおじさんが助けてくれるのですが、それがどうもトンチンカンなのです。 「ママはどのぐらい大きいの?」 と、聞かれて 「ママは、ぼくより大きいの」 と、答えたら、自信満々にママを見たと言って連れて行かれた先に、なんとゾウがいたりします。チョウに連れて行かれると、終始とんでもないママが現れるのです。もう、そりゃないだろうという生き物ばかりです。 何でそこまでトンチンカンなのだ、と思ったら・・・そう、チョウの親子は、全然似ていないのが当たり前だからなのです。それにしても、チョウのおじさんは、いい味出しています。 この発想に着眼し、この物語を書いたジュリア・ドナルソンさんは、すばらしいと思いました。 見開きいっぱいに、ジャングルの様々な生き物が登場し、細かいところまで楽しめます。なんといってもアクセル・シェフラーの描く明るく色彩の豊かなかわいい絵が、とてもトロピカルで、お話にすごくマッチしています。 そして、ママの胸に飛び込んで終わるラストもすごくほのぼのとしていて、とても微笑ましくて大好きです。
投稿日:2006/04/25
おかあさんを探す猿の子どもに、次々と全然違う動物をおかあさんでしょ?と言ってくるチョウチョ。 最初は、子どもと「全然違うねぇ」と笑いながら読みすすめていました。 でも、「ママが自分に似ているのは常識でしょ?」と言う猿に、自分の子どもは毛虫で、自分とは似ていないから君も似ていないと思ったのさと答えるチョウチョ。 うーん、と考えさせられてしまいました。 人は(特に日本人)は、親子は似ているものという先入観を持ってしまう。 親子に限らず、他人を見た目でこうと決め付けてしまいがち。 でも、世の中には色々な人がいて、みんなそれぞれが違うわけだし、また見た目というものは、けっしてそれがすべてを表すわけではない。 そんな大事なことが、この楽しく愉快に進んでいくお話にこめられているのだなと、なんだか感心してしまいました。 小さい子から小学生くらいまでオススメです。
投稿日:2006/03/15
5才の息子は、ちよっと大人びている面がある。 でも、とっても甘えん坊。赤ちゃんの真似をしたりする。それでいて、父親っ子で、つかみ所がない。 そんな息子が、図書館の棚から自分で選んだ来た。 「森の中、色々な虫がいて、楽しそう」で始まった。 おさるは、自分と同じなのか? そうそう、ちょうは親と子供の姿が違う。 息子も虫が大好きなので、嬉しいそうにページをめくっていった。 なかなか、子供の心を良くとらえた、良い本だと思います。
投稿日:2004/09/26
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