ぷっくり ぽっこり(偕成社)
穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!
もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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10件見つかりました
読んでいる途中で、デンマークの民話の「ふとっちょねこ」〔ジャック・ケントによる再話:朔北社〕と似たお話だと思いました。 こちらは、けちで貪欲なねこが食事に招待してくれたオウムの大歓待でも満足せず、オウムをぺろりと丸呑みしてしまうところから、延々ぺろりごくんが続きます。 食べたものが増えていく文章は、まさに積み上げ歌です。 読みながら、ラストは?とワクワクして読みました。 ねこのおなかの中の様子のページが愉快です。 ○○(読んでのお楽しみ)の活躍で、めでたしめでたしになったのには、なるほどと思いました。 それにしても、最後までオウムは“足るを知る”慎ましい品のある存在でした。
投稿日:2010/10/07
瀬田貞二さんの文章ということで探し出し、絵も表紙から気に入り、かなり期待して読みました。 子どもの大好きな繰り返しで構成され、最後はすぱっと切れの良い終わり方で、とても気持ち良く読めます。内容は、まあ残酷ですが、昔話にありがちな展開です。不思議な世界に誘い込まれます。 息子もとても気に入って、1日に5回くらいのペースで読んでいます。図書館で借りて読みましたが、購入しようと思いました。
投稿日:2011/01/30
「ミムラの絵本日和」の中で、絶版で紹介できなくて残念というコメントで写真のみ掲載されていた本です。 図書館で「こどものとも」の復刻版を見つけて読みました。 その本は鈴木三重吉さん文でした。その後、こちらの瀬田さん文を見つけてびっくりしました。 鈴木さん文では縦書き、瀬田さん文は横書きでした。絵は同じ方なのですが、挿絵が所々違うのです。 個人的に、瀬田さんの文が読みやすくて気に入っています。 お話は、日本でいう「だんだんのみ」や昔話の「ランパンパン」などを彷彿とさせます。息子の疑問は、ねこがいろいろと食べるので「お腹がちくちくしないか?」ということでした。 欲張りなねこと、控え目なおうむの対比がおもしろく感じました。 展開もさることながらオチもとてもおもしろかったです。絵もとてもマッチしていると思いました。 とても気に入ったので、その後、古本屋さんで見つけた時には思わず購入してしまいした。
投稿日:2009/03/11
たくさんの絵本を読んできて この本のような、 「内臓はどうなっているんだろう・・」というような どんどんのみこむ系の絵本を、いろいろと読んできたけれど まだあったんだっっと ちょっとテンションが上がってしまいました。 ちょっと腹黒なネコが どんどん出会ったものを飲み込んでいくのですが 最後にカニを飲み込んで このカニの活躍で みんな外に出られて、めでたしめでたし(#^^#) ネコは、自力で、お腹に開けられた穴を縫うというオチ。 この、淡々と飲み込んでいくところが わくわく感が煽られるのですよね。 飲み込む絵本を、まだまだ探していきたいです。
投稿日:2022/11/28
3歳息子が大好きな絵本です。 まず、この表紙の猫、最後には馬鹿なねこ、とまで作者にかかれてしまいますが、本当に愚かな猫です。なぜかって、王様や象など沢山の人や動物を丸呑みしたことも勿論ですが、最初に友達のオウムを食べたことでしょうね。ケチなおもてなししかしなかったのに、オウムは豪華にねこをもなしました。そんな友達のオウムを真っ先に食べてしまうなんて、本当に愚かですね。 ぱくり!と食べるときに子供たちをパクっとする真似をすると、きゃー!と叫びながら身体をよじります。そんな遊びも加えながら読める一冊です。
投稿日:2022/02/03
8歳次女に借りてきました。「おなかのかわ」なんていう斬新なタイトル。どんなお話かな?と思いましたが、けちなネコがどんどんいろんなものを食べて、最後はなるほどー。そんな結末だったんですね。 次女はカニが出てきた時点で「わかった!」と手を挙げていました。ねこにばかり目が行きがちですが、私はオウムにほのぼのしてしまいました(笑)
投稿日:2018/03/13
この絵本、好きだったのに忘れていて 先日図書館で出会い、ものすごく興奮しました! 絵がすてきで、お菓子とかが すごくおいしそうなんですよねえ。 さすがの村山さんだと思います。 本当におしゃれで昔の絵本とは思えませんよ!
投稿日:2013/06/10
欲張りな猫がこれでもか!と言うほどいろんな人を、動物たちを食べちゃうお話。 どんどん食べて膨れていくお腹。 まだまだ食べるの!?という驚き。 猫のおなかの中の様子。 そして、お腹からぞろぞろ出てくる人や動物たちに息子は大笑い。 特におばあさんが猫に小言を言いながら出てくるのがとても面白いようでした。
投稿日:2008/05/13
お話会で、他の方が読んでくださいました。 自分一人で読んだときも、なかなか面白いと思ったのですが、お話会でも、子供たちが、次の展開を興味津々見いっていたので、お話会向きの本だなと思いました。 私は、後ろの方から見ていたのですが、はっきりした絵で、とても遠目がききました。 自分よりも、大きなものを次々に飲んでいく欲張りな猫が、どうやって痛い目にあうのか、期待感が高まりながらお話を聞くことができます。 最後まで、めげていない猫が、なかなか笑えると同時に、なんだか憎みきれなくなってしまいました。
投稿日:2007/03/04
欲張りな猫が友だちのオウムをぺろりと飲み込んだのを皮切りに、道行く人たちをどんどん飲み込んでいきます。 あんまりたくさん飲み込んでパンパンに膨らんだお腹を、最後に飲み込んだ二匹のかにが・・・。この先は想像がつきますよね。 ぞうの行列まで飲み込んでしまう欲張り猫のスケールの大きさや、道行く人たちに対して切る啖呵(というのかな?)がとっても偉そうなところがなかなか笑えます。 子ども達は、何度も繰り返される猫の暴挙に腹をたてながらも、次はギャフンと言うかもしれないぞという期待感で、先を楽しみにしながら聞いています。 似たようなお話が他にもありますので、どこかで聞いたような気がするところが、「この話、知ってるかも」と耳を傾けさせる一つの要因にもなっています。子どもって結構知っている話を聞くのが好きですから。 園児から小学生まで幅広く楽しめるお話です。
投稿日:2006/02/27
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