「いろいろおてがみ」 ママの声

はなちゃんがさまざまな動物たちからお手紙をもらうお話でした。
はなちゃんがもらうお手紙は、どのお手紙もとてもかわいらしく、かつ、差出人の特徴がしっかりと入っていて見ごたえがありました！
お手紙を書きたくなる素敵な絵本だったと思います。

幼稚園でのお手紙交換が大好きなうちの子供。
いろいろなお友達からお手紙が来る、という設定が気に入った様子。私自身も文通は大好きなので、楽しめました。
ふんわりしたイラストで、主人公の子のほっぺやお尻が幼児っぽさを表現していて、かわいい。
ただ、文中のお手紙の内容のバリエーションがもっとあったほうが良かったな。全部「一緒に遊ぼうね」だったので。

えがしらさんのさんぽシリーズが好きで、こちらもとても楽しみにしていました。

手紙を待っていると、いろんな手紙が届いて・・・すぐに分かるものもあればちょっぴり間違えたりもして、ストーリーにアクセントがありますね。

人間の（？）お友達からも手紙が来たのにはあれ！？という感じがしました。
急に現実に引き戻されてしまうというか・・・。
何か意図があったのでしょうけれど。

改めて表紙を見てみると、たくさんの手紙を投函していて、ストーリーとの関係を想像してみるのも楽しいです。

お手紙が大好きなはなちゃんが受け取るお手紙の差出人をクイズ風にした作品。
封筒のデザインや大きさがヒントという訳です。
難易度はやや高いので、幼稚園児くらいからでしょうか。
うしさんやしまうまさんなど、造形はややリアルで、迫力があります。（笑）
もちろん、最後は大好きなお友だちですね。
大人の世界ではめっきり減ってしまったお手紙ですが、
やはりもらうと嬉しいアイテム。
このワクワク感、はなちゃんがはまるのもよおくわかります。
お手紙の楽しさを体感できると思います。