絵はとっても素敵、一つ一つの野菜たちの姿に愛を感じます。
野菜たちはかわいらしいのですが、
内容は自宅などで食品を管理したり、賞味期限を考えて料理をする経験があってこそ、ここに登場する野菜たちの気持ちがわかるような気がしました。
「経験」があれば、野菜たちの不満も、最後に“土にかえって土をこやす”といったミミズ和尚の深い言葉の意味もしっかり伝わるのではないでしょうか。、
なので、この絵本は紹介する対象が難しいなぁと、読み終わって思いました。小学校の高学年以上、中高生で、植物に興味がある子、料理が好きな子などにいかがでしょうか。