話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ
ぞろりぞろりとやさいがね

ぞろりぞろりとやさいがね

  • 絵本
作: ひろかわ さえこ
出版社: 偕成社 偕成社の特集ページがあります!

在庫あり

原則月曜から土曜は朝8時までの注文で当日発送
※お届け日は翌日以降(詳しくはコチラ

税込価格: ¥1,540

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

絵本ナビ在庫 残り4

  • 利用できる決済方法
  • クレジットカード

  • 代金引換

  • atone翌月後払い

  • d払い

※「d払い」はスマートフォンからのみご利用いただけます。

  • Line

中面を見る

作品情報

発行日: 2017年09月19日
ISBN: 9784032324907

出版社のおすすめ年齢:5歳〜
36ページ

関連するスペシャルコンテンツ


大賞決定!3600票を超える投票ありがとうございました

みどころ

ぎぎぎぎ、ぎぎぃ──
だれもが寝静まった夜。
不気味なきしみをあげて開いたのは、冷蔵庫の扉。

中から姿を現したのは、きゅうりにゴボウ、トマトにジャガイモ!
でも、みんななんだか元気がありません。
きゅうりはよれよれ、トマトはよぼよぼ、ジャガイモなんて、あちこちから芽が出ています。

彼らはみな、冷蔵庫の奥で忘れられてしまったかわいそうな野菜たちだったのです。
冷蔵庫を出ていくと決心した彼らは、めぐまれない野菜たちの集会へとおもむきます。
月明かりの下、口々に人間へのうらみを語り、ついには復讐を心に誓う野菜たち……。

「どろどろにへばりついて、こまらせてやるわ!」
「やぶれかぶれだ。毒の芽を出せ!えいえいおー!」

しかしそのとき、野菜たちの前にミミズの和尚さまがあらわれて──。

「野菜たちよ、そうくさるでないぞ」
「くさるなっていったって、もう遅いやい!」

はたして、ミミズ和尚は野菜たちをなだめることができるのでしょうか?

不穏なタイトルと不気味な雰囲気に、「おや、怖い話のようだぞ」とこわごわ読みはじめ……、
しかし待っていたのは、悲劇的ながらかわいらしく描かれた野菜たちと、声に出して読みたくなる軽快なセリフ回し!
そのユーモラスなテイストとホラー映画のような演出とのギャップに、思わずくすくすさせられます。
そしてミミズ和尚の登場により、物語は昔話のようにしっとりとした雰囲気に変わって──
最後には、さわやかに広がる山あいの風景と、野菜たちの美しくみずみずしい色合いが、読者の目を楽しませてくれます。

くるくると予想外にうつり変わる展開で、最初から最後までワクワクできる作品。
エンターテイメントとして楽しめるのはもちろん、食べ物を粗末にしないことや、命を育む自然の営みについてのメッセージが物語の中心にすえられていて、訓話としても心にひびく、長く読み継いでいきたいおすすめの一冊です。

(堀井拓馬  小説家)

ぞろりぞろりとやさいがね

出版社からの紹介

台所のすみで、すっかり古くなったやさいたち、月夜の晩ぞろりぞろりと家を出ていきます。さて、どこにいくのでしょう?
やさいたちは、自分たちをわすれて、すっかりだめにした人間たちを恨んで、怒りの集会を行っていたのです。
すると、そこへみみずのおしょうと、だんごむしのこぞうさんがやってきて・・・

やさいを大事にしたくなる(!?)絵本です。

ベストレビュー

やさいはみんないきている 美味しく 感謝していただきます

やさいさん ごめんね! 
私も 冷蔵庫に入れて 忘れてしまうことが 時々あります
ほとんどは 美味しくいただくのですが・・・・
ちょっと 買いすぎてねー

じゃがいもの芽がでてきたこともありますが しっかり 芽を取って食べます(ソラニンという 毒があるのも 知っていますよ)

野菜たちは 美味しく食べてほしいんですよね!

かぼちゃなんか カビがはえて・・・・ なんだか かわいそう!
でも・・・・ (たまに 冷蔵庫に入れていても カビが・・・・ 
ごめんね!)
怒った野菜たち「料理にしのびこんで おなかこわしてやる!」
あっ!  怒ったんだ!
泣いてる野菜もいるね〜
みみずおしょうの 言葉に 救われます 
 「わしについて参れ」 
♪ぞろり〜 ぞろり〜 かしこい やさい 
 なーらんだ  なーらんだ   もう うらまない
 生まれ変われば〜  おいしいやさぃ〜 ♪

くさった やさいたちはね 
土に帰って・・・・ 土の栄養となり   一年後 
また  みずみずしい 野菜できました   
めでたし めでたし    

あ〜 よかった!!

今度こそ 野菜さ〜ん 
おいしく 腐らせないようにいただきま〜す
(にぎりすしさん 60代・その他の方 )

関連記事

この作品を見た人はこんな作品も見ています

この作品を見た人はこんなグッズを見ています

出版社おすすめ

  • 星の子ども
    星の子ども
    出版社:冨山房 冨山房の特集ページがあります!
    グリム童話「星の銀貨」の世界をバーナデット・ワッツが描きだす。色彩豊かな美しい絵が名作童話の魅力をひ



児童書出版社さん、周年おめでとう! 記念連載

ぞろりぞろりとやさいがね

みんなの声(22人)

絵本の評価(4.7

何歳のお子さんに読んだ?

プレミアムサービス


全ページためしよみ
年齢別絵本セット