竹下文子さん・鈴木まもるさんの乗り物絵本は、ストーリー性があり、「はたらくくるま」のさりげない日常が丁寧に描かれています。「初めて知った、へぇ〜そうなんだ」と思えるようなところがあり、乗り物に興味のない大人でも楽しめます。文章のリズムが良いからか、繰り返し読むのをせがまれても苦になりません。うちの娘は特に乗り物好きというわけではないのですが、幅広い分野の絵本に触れさせたいなと思って乗り物系の絵本も読み聞かせたところ、このシリーズは大好きになりました。特に、家の近くに大学病院があって救急車をよく見かけるので、この「いそげ!きゅうきゅうしゃ」が一番気に入ったようです。