北海道だからでしょうか、
実家の地域にはアイヌの末裔の方々が割りと多かったからでしょうか、
図書館で手島さんの特集コーナーが設けられていて、
この本以外にも数多くの作品を、
小学生の頃に手に取って読む機会がありました。
多くの野鳥がいる森の入り口にある図書館で、
近隣には白鳥が飛来する湖もあり、
恵まれた環境でこの絵本に出会えたなぁと思います。
基本的には可愛らしい絵本が好きなのですが、
木版画での表現方法が、
北海道の雄大さや自然の素晴らしさを如実に伝えていて、
手島さんの絵本はどれも本当にオススメです。
その頃、図工の時間に木版画に取り組む時間がありましたが、
自分の作品のお粗末さと(笑)、本作品の素晴らしさに、
ため息をついた記憶があります。