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死神さんとアヒルさん」 ママの声

死神さんとアヒルさん 作・絵:ヴォルフ・エァルブルッフ
訳:三浦美紀子
出版社:草土文化
税込価格:\1,980
発行日:2008年02月
ISBN:9784794509710
評価スコア 4.13
評価ランキング 26,548
みんなの声 総数 14
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  • 死について

    私がちょっと気になり借りてみました。
    10歳長女が一人で読んでいました。

    死神さんとアヒルのお話です。2人が話ししたり、行動を共にするうちに仲良くなっていくのですが、最後はとても悲しかったです。

    ちょっと死の表現がわかりにくくて悲しかったので、8歳次女に読むのはやめました。

    投稿日:2018/12/22

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  • 死を考える

    タイトルを見たときはドキッとしました。

    どんな話か全く想像できませんでした。

    死神さんは最初からいて、死んでからの登場

    ではなかったので、そこに驚きました。

    ゆるりと死についての話が出ましたが、

    いまいちピンときてないと思います。

    ストレート過ぎて、逆に伝わりにくいと

    思いました。

    投稿日:2016/09/26

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  • 死ぬという事

    このお話は、あひるさんが死ぬまでに一緒に居た死神さんと阿比留さんのお話でした。最初はあひるさんは死神と聞いてびっくりしていたのですが、時間を一緒に過ごすにつれて二人の関係はとっても良くなっていきました。そして、ある日亡くなったあひるさんを死神さんは見送ってあげていました。こんなにも静かで優しい死についての絵本はないかな〜と思いました。大人が読んでも考えさせられました。

    投稿日:2016/04/06

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  • 普通にむかえる死というもの

    子どもの読む本に「死神さん」なんてどんなお話?という、ただそれだけの好奇心で借りてきた絵本ですが...
    これは、子どもに読んで聞かせる、といった類の本ではないようで...
    実にシュールです。
    最後の最後まで静かにお話は進んでいきます。
    アヒルと死神さん以外は誰も出てこないし、特別すごい事件があるわけでもない。
    アヒルと死神さんは、普通に日々をすごし、アヒルは静かに死を迎えます。実に静かに・・・。
    「死」というのは未知で、誰もがそれを怖いと思うけれど...ここでは、生も死も、ただ流れるように描かれ、そして最後の言葉は「でも、いのちとは、こういうものなのです。」という締めくくりです。
    妙に納得させられるものがあります。
    大人むけの本だろうと思います。
    子どもへの読み聞かせにはむきません。おそらく。

    投稿日:2011/02/28

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  • 「命」とは?

    • しいら☆さん
    • 40代
    • ママ
    • 宮城県
    • 男の子19歳

    「いのちとはこういうものなのです」
    なんて、すごい!!

    アヒルさんと死神さんの会話が
    なんとも日本ではないな・・・と(^^ゞ
    思わせてくれます

    介護や、義父、父の死を通して
    「寄り添う」ということを考えさせられた
    私には
    死神が寄り添うという発想がなく
    とても、びっくり

    アヒルさんが死神さんを温めるシーン
    死神さんが手厚く、抱っこして、毛づくろい?もして
    大好きな水に川に流すシーンに
    「う〜ん」と、唸ってしまいました
    すごい!のか
    感動なのか
    複雑な心境で

    今、大学生の息子に「読んでみて」と
    渡しています
    宮西 達也氏の『シニガミさん』とは
    また、違いますよね

    対象としては、思春期から大人のような
    気がしますが
    どうでしょう?

    投稿日:2010/11/23

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  • 本来出会うことのないもの同士の友情も

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子14歳、女の子9歳

    うちの子たちは、こういうテーマ自体を敬遠しがちなので、隣で声に出して読んでいても、チラッチラッと、見るだけでした。
    そして、死神さんの顔を見て、「これは何なの?なんで、こんなかっこうしてるの?」と、怖がるというより、不思議がっていました。

    びっくりしたのは、この絵本の作家があの!『うんちしたのはだれよ!』の人だったこと!!
    『うんちしたのはだれよ!』のイメージからは、ちょっと想像できないタイプの作品も書かれるんですね〜。

    この絵本を手にした皆さんはやっぱり、この絵本は「死」とテーマにしていると、思いますか?
    もちろん、それは大きなテーマなんでしょうけど、
    私は、アヒルと死神という「本来、出会うことのない異質のもの同士に芽生えた友情もの」かな〜、なんて思ってしまいました。
    だって、最初は全然話がかみ合わなかったのに、体を温め合ったり、一緒に眠ったり。

    積極的に何かをするわけでもない(積極的に何もすることができない)、ただ見ているしかできない死神さんの、微妙な心の動きとか、アヒルさんへの想いみたいなものが伝わってきて、
    ラストの方はジーンとしてしまいました。

    妙に背の高いアヒルさんもインパクトありましたが、この絵本の魅力は何と言っても、格子柄のようなコートを着ているガイコツ頭の「死神さん」でした。
    絵も見やすく、文章も分かりやすいけど、テーマがテーマだけに、読んであげるなら、中学年できれば高学年以上がいいかもしれません。

    投稿日:2009/11/13

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  • 生まれた時から決まっているコト

    お話に登場するのはアヒルさんと死神さん。
    ある日アヒルさんは死神さんがそばにいることに気がつきます。
    最初アヒルさんは死神さんを警戒しますが・・・

    死神さんの姿は顔はガイコツなのですが
    チェックのスモックワンピの重ね着姿で
    赤い(チョコレート色?)チューリップを一輪持っています。
    その姿がなんとなくカワイイのです。ガイコツなのに。
    アヒルさんも死神さんのことを
    ”なかなか感じがいい”と言っています。
    死とは恐れることはないものだということでしょうか。

    アヒルさんも少しずつ死神さんを受け入れたようで、
    静かにアヒルさんの”その時”はやって来ます。

    3年生の娘はちょっと怖がっていましたが、
    大人向けの絵本なのかな?
    最後の
    ”でも、いのちとは、こうゆうものなのです。”
    と、いう言葉がなんともいえません。
    絵もコラージュでしょうかシンプルでオシャレだと思います。

    投稿日:2009/11/02

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  • コケティッシュな感じすら受ける死神さん。
    だけどやっぱり死についてのお話は厳粛な気持ちに
    ならざるを得ません。
    「いのちとはこういうものなのです」
    この言葉が体の奥のほうにゆっくり沈んでいく感じです。
    死神さんの目が真っ黒に塗りつぶされていなくてよかった
    と思います。

    投稿日:2009/09/18

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  • これが「死」なんだね。。。

    • はなたま*さん
    • 30代
    • ママ
    • 長崎県
    • 女の子8歳、女の子6歳

    たいていの人は、死を目前にすると冷静ではいられない…。
    それがあひるさんから伝わってきます。

    死から逃げることもかくれることもできず、受け入れるしかない現実を目の当たりにし胸が痛みました。
    自分が死ぬことがわかったら、どんなふうに過ごして死を待つのだろう。死神さんのおかげで、あひるさんはおだやかに死を迎えることができたのかも知れません。

    死をテーマにしたお話ですが、死神さんとあひるさんとのやりとりがおもしろおかしかったり、せつなかったりと飽きない展開で読みやすかったです。

    わが子にはまだ少し難しいかな?と思いましたが、とても深イイお話なのでぜひ読んでいただきたい絵本です。

    投稿日:2009/06/14

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  • なんともシュールな世界

    ある日、突然死神さんの存在が目に見えるようになったアヒルさん。
    今までもずっとそばにいたらしいけれど、
    ある日から突然見えるようになるということは、
    もうすぐ死ぬっていうこと??
    でも、そんな質問に死神さんは答えません。
    でも、目に見えるようになったからには
    気にもなる…。
    そんな二人の微妙な関係のお話です。
    死神さんは、結構かわいいおしゃれな女の子の格好。
    意味深なことも言ったりしますが…。
    とにかく、死神をこんなふうに描いた絵本は
    見たことないです。
    ラストも、じーんときます。
    誰かにプレゼントするようなタイプではないかもしれないけれど、
    ごくごく親しい間柄の人が、ペットや肉親が亡くなったことで
    嘆き悲しんでいたならば、ちょっと傍らにおいてあげてもいいかなと
    思ったりもします。

    投稿日:2009/02/17

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