どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
日本語版刊行30周年♪想いのつよさをくらべっこ♥
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 恐竜 (小学館集英社プロダクション)
お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!
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白い牛って、神秘的ですよね。その牛がいなくなったというから、見たい!という気持ちがそそられました。 お父さんをはじめ、大の男達が牛をつかまえに行くのに、なかなかつかまえられない、、、いったいどんなに賢い牛なんだろう。牛だけどすばしっこいのかなあって疑問がどんどんわいていきました。 女の子が白い牛を見つける場面は、ほんとにどきどきします。相手が女の子だからか、白い牛がおとなしく対応しているところがおもしろいですね。 白い牛一頭に対して、人間たちが奮闘するようすが、こっけいにも思われて、自然の力に人間の力はおよばないだなあって、思ったりもしました。 でも、こういったできごとが日常で起こる生活って、のんびりしててあこがれます。ほのぼのした気持ちになれる絵本でした。
投稿日:2010/11/01
今時の鮮やかの本の中では珍しく落ち着いた色調の絵だと思います。 いなくなった牛に翻弄される人々の様子が気の毒でもありながら、傍から見るとおもしろくも感じられます。 オチが意外でした。息子と二人で「あれ!こんな風だと思わなかったね」と言い合ってしまいました。 ゆったりとした時間の流れが感じられる本だと思います。
投稿日:2010/03/04
その名の通り、みんなで逃げ出した白い牛を 追いかけているお話です。 ドタバタしていそうな内容なのに、 絵がとても綺麗で映画でも見ているよう。 文章もほのぼのしていて良いです。 毎度交わされる、牛を逃してしまった後の みんなの会話も面白い。 あまり長すぎないので、 読み聞かせにもおすすめだと思います。
投稿日:2010/02/26
題名のとおり、逃げ出した白い牛を捕まえる騒動のおはなし。 大の大人がすったもんだで取り逃がす様子が、 帰宅した時の服の有様や怪我でわかります。 そして、偶然白い牛を見かけた「わたし」。 実は後半まで、白い牛は描かれていません。 なかなか憎い演出です。 そして、出会った白い牛も意外におとなしいのです。 農場で牛などの生き物と共に暮らす人々の様子がよくわかります。 助け合う姿もいい感じです。 そして、「わたし」は実に冷静に大人たちを観察していますね。 だからこそ、ラストの言葉が頼もしいです。 このあたりは子どもたちには大いに共感してもらえるでしょうね。 細かく描かれた絵は見所がたくさんあるので、 ぜひ、ゆっくりと味わってほしいです。 私としては、汚れたり破れたりしているだろう服を洗濯したり繕う 「かあさん」の表情から読み取れる気持ちにも同情です。
投稿日:2009/04/01
何故こんなにも惹きつけられるのか… 私はこの絵本がずっと気になっています。 逃げ出した白い牛を捕まえるために、次々にやってくる助っ人のおじさんたち。 繰り返し白い牛を評するその言葉や、白い牛に翻弄されて帰ってくる様子は 穏やかなユーモアで描かれていて、全体にゆったりした時間が心地良い。 ちょっと褪せたような色遣いの、細かく描き込まれた絵からは、 デニムの、ネコの毛の、草の実の、トウモロコシの葉の質感が伝わってきて、 昔の外国の映画を見ているようでした。 そして予想通りではなかった結末にも、繰り返し読む内に、これでいいか〜と 思ってしまうのでした。
投稿日:2008/06/10
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