『OWL BABIES』が原題。
「よるのおるすばん」という意訳もなかなか味がありますね。
3羽のフクロウのひなが、夜中に目を覚まし、
いるはずのお母さんがいなくて、思案する様子が描かれます。
いろいろ理由づけたり、場所を変えたりして、不安を消そうとしますが、
その様子がなんとも微笑ましいです。
下読みした時はあまり気づかなかったのですが、
おはなし会で読んでいると、ある児童が指摘してくれました。
2羽がいろいろ思案しても、もう1羽のコメントが、いつも、
「ママに あいたいよう!」。
末っ子なのかもしれませんね。
もちろん、ちゃんとお母さんは戻ってきますが、
その時のコメントが絶妙に素敵です。
お留守番の時の心理がとても伝わってきました。