桂文我さんの描くお話は、とっつき易くて、年齢に関係なく楽しい作品が多いです。
このお話も元々が落語にあるお話なので、聞いたことのある人もいると思いますが、ボケとツッコミのリズムがよく、楽しい紙芝居でした。
この紙芝居は、高齢者福祉施設のサロンで使ってきました。
使ってみて、思ったことは、ストーリーそのものはとんとん拍子で進んでいい、会話も楽しいのですが、
ラストのオチが思っていたほど聞き手にストーンときませんでした。
聞き手の皆さんは「あれ?これで終わり?」という顔をしてらっしゃいました。
わたしの演じ方が悪かったのかもしれませんが、もう少し、はっきり「終わり」がわかるお話の方が、高齢者の方にはよかったようです。