電車が好きで江ノ電にも乗ったことのある3歳の息子が
図書館で借りてきた絵本でした。
ぱっとみて「あ〜また乗り物の絵本借りてきたのね」と思い
どんなお話なのか全然知らずに、寝る前に布団のなかで息子に
読み聞かせ始めました・・。
病気持ちのお母さんから生まれたとも君も病気が発覚し、
中学生で亡くなる直前に、周りのひとたちのがんばりもあって
「江ノ電の運転手さんになる夢」を1日だけ叶えられたとも君。
とも君が9歳のときに亡くなるお母さん。
2人のことを見守るお父さん。
思いがけないお話に胸が熱くなりました。
子育てに悩み、3歳の息子の反抗期にイライラしてばかりで
自己嫌悪に陥っていた私にとって、たまたま息子が借りた
この絵本は、初心を思い出させ、原点に戻らせるような内容でした。
子供が生まれて生きること・・・その奇跡。
この絵本のなかのお父さん、健やかで幸せに暮らしておられるといいな・・と、思いました。
3歳の息子には少し長いし、難しいかなと思ったけれど、
じっと聞いてました。理解したかは分かりません。
親の私はズドーンと胸にきました。