私が机に出しっぱなしにしていたら、小4の下の子が1人で黙読していました。
たぶん木内達朗さんの画が好みだったんだと思います。
木内さんは宮沢賢治のお話がきっと、とても好きなん出ようね。
文章に描かれている1つ1つの情景を丁寧に描きだしている気がしました。
うちの子は、読み終わって「何がなんだかよくわからない話だった」と言っていましたが、それでも読んでいる間は静かですごく集中してました。
ただ理解しづらいというのは、今の子どもたちには宮沢賢治が生きていたころの東北地方の「寒さ」や「貧しさ」た想像できないからだと思いました。
最後の方で「おまえたち(くま)が魚をとるように、生きているには着物を着なきゃならない」という言葉が心に残ってくれたらいいなぁと、思います。
宮沢賢治の作品は小学校の国語の教科書などに何作か載っていますが、意外と、大人が読んでも難しいと感じる作ひが意外と多いです。
ただ、なんども読んでいるとジワジワッと、宮沢賢治の「想い」みたいなものが伝わってくる気がしました。