自宅近くのかえでの並木道。
秋になって紅葉したときに
「葉っぱのフレディもそろそろ土に帰るころかぁ」と
私がいった一言に四歳の息子が反応。
「フレディってなに?」「土にかえるってどうして?」
と質問攻めにあいました。
四歳にはまだまだ早いと思っていた絵本でしたが
本棚からもってきて読み聞かせをしてみました。
最初は絵がないじゃんと文句をいっていましたが、
ところが春から夏、秋になって別れの季節まで
読むにつれて真剣にきいていました。
そして「お別れって寂しいね」と一言。
邪気のない、素直な感想に親として心をうたれました。
この物語には寂しいということだけではなく、生きることのすばらしさや
あらたな希望という意味もメッセージに込められていると思います。
もうすこし大きくなって親しい人とのお別れが来たとき
また、読んであげたいなぁと思いました。