宮西さんらしい、人間の心の裏までみるような、ちょっと泣ける良いお話。
かぶと四十郎が悪者カミゾウおやぶんをみんなに頼まれ倒すのですが、優しいところもあり、悪さをするようになった理由を聞いたら読者もつい同情してしまいますね、、、。そこで、虫の子がおぼれているのを見つけ、カミゾウも含めみんなで力をあわせて助けますが、なんと主人公の四十郎は流されていってします(どうも死んだような、、、)。残ったカミゾウ親分が、四十郎の三度笠をかぶり、きっと良い人になりそうな感じ、、、。
意外な展開だけど、泣ける良いお話でした。
うっかりいきなりこの本から読み始めたけど、実はカブトムシ侍の4冊目だったらしいので、とりいそぎ他の3冊を買いに行こうと思います。