「てぶくろ」 なかなかよいと思う その他の方の声

　妹のお姉ちゃんへの「てぶくろかして」が片方のみならず両方と子どもの無邪気故のお姉ちゃんはどうなの？という事が伺えない欲求。
それを無言で手を握るお姉ちゃんの機転の良さ。
そこでてぶくろが無くとも温まる方法を知る妹。。しかも只体感の温かさだけではなく心まで温かくなる事に気付く。

　姉妹の温かな話に人間そのものの持つ欲望と可能性を秘めた願いの様なものを感じました。それが露骨ではなくやんわり伝えられる感覚になるのはいもとようこさんの持つ絵の優しさに包まれているから成せる技の様に思いました。

　タイトルの「てぶくろ」から「世界」へと広がる事で細やかと思える事でも積み重ねれば、願えばいつかは叶う。
　
　そう思わせてくれる一冊です。

みみたんとおねえちゃん

おねえちゃんが、大人だなぁ〜
偉いですよね
貸してあげるし
なんか、諭してあげてるみたい

なかなか、こうはいきませんよ

いもとさんのかわいらしい絵が
寒い季節の中でも
ほんわかしてきます

でも・・・
みみたんとおねえちゃん以外は
ほとんどお洋服は着ていませんで・・・
重箱の隅をほじくるようで申し訳ないのですが
ちょっと、そこが気になってしまうおばさんです（笑

いろんな登場人物？動物？の場面が
こちらも楽しくなります
「私は、これ」とか
好きなキャラクター探し遊びになりそう

「手をつなぐ」という
なんでもなさそうな行為ですが
なかなか出来ない現状もありそうな

なので、是非、この作品を通して
ほんのひとときでも、みんなで手をつないで
心をあたため合う、再認識するのもいいかもしれませんね

冬のおはなし会で読んでみたいです