【内容】
イスラエルに住む、8歳の少女とその家族の日常を写真で紹介。
小学校に通ったり、自宅で絵をかいたり、友達と遊んだり、市場に行ったり、課外活動に参加したり…
個性豊かな少女と一緒に遊びながら、イスラエルを楽しめる一冊。
【感想】
イスラエルあたりの地域は、いつも揉めているという印象があり、大変な生活をしていると勝手に思っていた。しかし、ここで紹介されているテルアビブという町は、たくさんの芸術家が住み、町中にアートがあふれ、学校は自由な雰囲気で、とても素敵だった。
紹介されている少女は、とても個性のはっきりした面白い子で、生まれながらの芸術家という感じ。男の子、女の子というくくりなど軽く飛び越えて、「好きなものは好き」とはっきり意思表示して、人生を楽しんでいる。彼女のご両親も、かっこいい。特に、母親が大人になってから学校に通い、看護師の資格をとって、仕事をしているという姿が印象に残った。人生をいくつになってもあきらめず、挑戦し続け、かつ、楽しいことも忘れずに。そんな素敵な人たちが、たくさん出てくる感じがあって、とてもいい刺激になった。イスラエルなんて、なかなか行けないので、貴重な体験をさせていただいた。