話題
日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?

日・中・韓平和絵本 へいわって どんなこと?(童心社)

テレビで話題!いま、かんがえてみませんか?

  • ためしよみ
話題
あなたのからだをだいじにするほん

あなたのからだをだいじにするほん(Gakken)

SNSで話題、発売即重版! 入園・入学準備にもぴったりの一冊。

  • 学べる
  • 役立つ

桂三枝の落語絵本シリーズ(6) カラス」 その他の方の声

桂三枝の落語絵本シリーズ(6) カラス 作:桂三枝
絵:黒田 征太郎
出版社:アートン
税込価格:\1,650
発行日:2006年06月
ISBN:9784861930362
評価スコア 4.6
評価ランキング 4,518
みんなの声 総数 4
「桂三枝の落語絵本シリーズ(6) カラス」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ
  • おちが なっとく なっとく

    さすがに 落語家の三枝さんのはなしは、おもしろく、おちに納得しました。

    わるさばかりして 村にいられなくなった吾一郎。お父さんの、吾助さんは、「バカな子ほどカワイイいうやないか」
    心配しているけれど連絡がない!
    ある日 近所の 息子が、交通事故で死んだ。
    「人間のいのちというのは、わからんもんじゃなぁ」

    カラスの世界でも、こんなことがあったんです。
    カラスの、カーイチ郎もどってこんかなぁとおもて」
    近所のカラスの、
    カー吉の息子 カー太郎が死んだ。
    親よりはよ死ぬより、「元気でいるほうが親孝行やで」
    カラスたちは、こんな話をしていた。
    人間て、智恵のある生き物やねんで、
    そやけど、「人間どうしで、きずつけおうたりして、アホなやつらや」

    ほんとに カラスに言われてしまったなあ〜
    そうおもいました。

    一方 あの 吾一郎は、どこに住んでいたか。
    親に頼らず、美香と一緒に、お店を始めてがんばって生きていた。
    お金貯めて、両親や、兄弟を 旅行につれてあげようと
    がんばっていた。
    「親に頼らず、自分たちで、がんばってきてよかったやない。」
    「おれ、小さいとき カラスというあだ名やったんや!」
    奥さんの美香さんもえらい、「カラスて、バイタリティーがあるねんで。 一生懸命生きているんや。
    わたしらもがんばろう」
    こんなに素直に生きている、吾一郎夫婦にも、感動します。

    そして
    おちの 「人もカラスも見かけだけで 判断しないようにしよう。」
    なっとく なっとく
    いい話やったなあーと、思いました。

    投稿日:2006/08/21

    参考になりました
    感謝
    1
  • 桂三枝師匠の創作落語シリーズ。カラスの親が、不良息子の消息を心配する。同様に、人間の親が同じように音沙汰のない子どものことを心配する。2つの世界が交錯し、それぞれの立場の気持ちを汲み取る絵本。

    関西弁の会話だけでほぼ出来上がっているお話。人の親子もカラスの親子も、似たような問題を抱え、同じような気持ちになっている。それなのに、人はカラスを差別し、カラスも人を毛嫌いする。同じ気持ちを感じることができるのに、見た目や文化の違いによっていがみ合うこの世のいろんな社会を連想させる。

    三枝師匠の落語絵本は、どれも読者が身近に感じることができる笑いがあり、涙がある。感情があちこちに揺さぶられ、自分の立ち位置や気持ちを確認せざるをえなくなる。
    どの年齢の人も、どの立場の人も、それぞれが感じるものや学ぶところがあると思う。いろんな人に読み味わっていただきたい作品だ。

    投稿日:2020/07/20

    参考になりました
    感謝
    0

2件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / がたん ごとん がたん ごとん / じゃあじゃあびりびり

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • おばけずし
    おばけずし
    出版社:金の星社 金の星社の特集ページがあります!
    なんと! おばけも おすしが 大好き!?苅田澄子&柴田ケイコのユーモア絵本


バムとケロ30周年記念企画 レビューコンテスト&好きな場面を教えてね!アンケート

みんなの声(4人)

絵本の評価(4.6)


全ページためしよみ
年齢別絵本セット