ときめきのへや」 その他の方の声

ときめきのへや 作:セルジオ・ルッツィア
訳:福本友美子
出版社:講談社 講談社の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2013年09月05日
ISBN:9784062830720
評価スコア 4.5
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  • 大事なモノは大事なモノ

    素晴らしい宝物を飾っておく部屋を作ったモリネズミのお話。

    2013年刊行。(原書:2006年)
    大人が読んでも、心に残る、ちょっと哲学的な絵本。
    素敵なモノを集めて、集めて、自分の部屋をいっぱいにして、それを誰でも「見たい」人に見せてあげている。心が豊かな人生。
    しかし、他人の意見を真に受けて、本当に素敵なモノを「つまらないもの」と思い込んで捨ててしまった。それからの彼の落胆ぶりと、周囲の人たちの反応が痛々しい。
    いろんなことを考えさせられた。

    自分の意見と、他人の意見は違う。
    自分の人生なのだから、時には人の意見を聞くことも大事だが、一番大事なのは、自分が本当に大事にしているものを守り通すことだと思った。
    あと、くよくよといつまでも後悔しないこと。
    大事なことをいくつか教わった。
    こういう風に自然な形で、心に大事なものが入って来る絵本に出会えてよかった。

    話の内容は物静かな気がするが、その分、絵が派手で、いろんな細部にこだわりがあるので、絵を見ているだけでも楽しめると思う。

    投稿日:2023/11/15

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  • 自分の心に正直に

    ものを集めるのが好きなネズミのピウスが、捨てられた物や忘れられた物を並べた「ときめきのへや」

    とにかく絵が個性的。
    特にときめきのへやが広々と描かれているページ。飾られているものをひとつひとつ見ているだけで飽きません。
    中には一見、不気味?と感じてしまうものもあったけれど、不思議と親しみが持てるのは色彩が柔らかなパステル調だからでしょうか。

    お気に入りの宝物をつまらないものと言われて気力を失ったり、
    ときめきのへやをきれいさっぱり片づけて家にこもってみたり、
    ピウスはいつだって自分の心に正直。
    そして、潔い行動力の持ち主だと思いました。

    心がからっぽになってしまったときには、思い切って“何もしない!”
    ということも一つの“行動”なのではないでしょうか。

    心が動かないときには動かないまま休んでみたっていいじゃない。
    きっと又そのうち自然に動きだしたくなるよ。
    そうしたらまた新しいときめきを感じられるのでしょうね。

    そんなことをピウスに教わりました。ピウスありがとう!

    投稿日:2014/06/06

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