今、注目している新井 洋行さんの作品なので読んでみました。
新井さんの作品では「あけて・あけて絵本 れいぞうこ」「あけて・あけて絵本 おしいれ」が、とても気に入っています。
題名のとおりに、木製の汽車のおもちゃで遊ぶというシンプルな内容なのですが、女の子が主人公という点が新鮮です。
新井さん自身に、お二人の娘さんがいるので実写されたことかも知れません。
この木製の汽車は、120年の歴史があるスウェーデンの老舗メーカー「BRIO」製でしょうか?
我家では高くて買えず、デパートとかに行っては子供に遊ばせた記憶があります。
ただ、単に同じ年頃の子が、汽車で遊んでいるだけではありますが、おそらく、自らの姿を投影して楽しむことのできる作品だと思います。
それにしても、新井さんの描く絵が柔らかくて優しいこと、この上ありません。
リズム感のある文章とも相まって、お気に入りの作品になるお子さんも多くいることだと思います。