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ペンキやなかなかよいと思う みんなの声

ペンキや 作:梨木 香歩
絵:出久根 育
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,760
発行日:2002年
ISBN:9784652040225
評価スコア 4.42
評価ランキング 12,566
みんなの声 総数 11
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  • この話は、もしかして最初は短編小説として書かれたものを後から絵本にしたのかなと思いました。あまりにも話が“深い”からです。堪能するにはある一定の成熟が求められているような気がします。
    そう感じる一方で、絵に表したからこそ、分かりやすくなっているのかなとも思います。

    それにしても、あの途中で出てくる白い婦人は何者なのでしょうか? 運命の女神? それともペンキ(色)の女神? 誰だか断定はできないし、それは読む人が感じるべきことであると思うのですが、この物語の中での重要な存在なのはたしかです。

    恥ずかしながら教養のない私は、ユトリロを知りませんでした。思わずネットで調べ、そして彼の作品を見て、すごく納得しました。なるほど、これがユトリロの白なのね、と。

    ストーリーはペンキ屋さんの話ですが、やっぱりこれって人生のことを言っているのかなとも思います。生まれてきた時、私たちは無垢で言ってみたら真っ白なのかもしれません。そして年を追うごとに色々な体験やら出会いを重ね、その自分自身がもっている白に色々な色が混ざっていって、緑がかった白とか茶色がかった白とか、そんなユトリロの白になっていくということを暗示しているのではないでしょうか。

    正直なところ、絵を担当した出久根さんの絵が最初、あまりにもその能面ぽく強烈過ぎて、ちょっと苦手かもと思いましたが、物語が進んでいくにつれ、出久根さんの絵があっているという気になってきました。不思議なものですね。そして、Wikiによると、作者である梨木さんが出久根さんの絵を指定したそうです。

    全体的にベールがかかっているような感じで、読後に静かに心揺さぶられるものがありました。実際に話が長くて、字が小さくて、ストーリー的にも大人向きの絵本だと思います。大人にお勧めです。
    そう書きながら、同級生の友人の芸術家肌の娘さん(中2)にこの絵本をプレゼントする予定です! 彼女なら伝わるような気がするからです。

    投稿日:2017/12/05

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  • 大人向けのすてきな絵本

    梨木香歩さんのファンである自分のために読みました。

    たくさんの、静かな愛が染み出てくるような絵本です。
    しんやのお母さんのお父さんへの愛、しんやの仕事への愛
    しんやの奥さんからしんやへの愛。

    しんやはなんてたくさんの愛につつまれた人生だったんでしょう。
    そして仕事を通して、お客さんへもその愛は伝わっていきました。

    読むと心がしんと穏やかになる絵本です。

    投稿日:2017/07/19

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  • ユトリロの白

    出久根さんの絵の雰囲気が「絵」というより「ペンキ」といった
    感じで、ぴったりでした。そうして梨木さんの紡ぐ物語も、異国情緒が
    漂っていて、大人っぽくて・・物語の長さでいったら子どもでも読むこと
    ができそうですが、大人向けなのかなあと思いました。
    公園のベンチとか滑り台など、ペンキで塗られたものに、これからは
    つい目がいってしまいそうです。
    それから、ユトリロの白!全く絵の知識がないので、そういう表現が
    あることさえ知らなかったのですが、ぜひみてみたいです。

    投稿日:2011/11/15

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  • 私にはどんな色が・・・

    静かな時間が流る、印象的な挿絵の色彩と
    不思議な感じを受ける静けさが、絶妙にマッチした一冊です。
    年を追うごとに味わう切なさ、喜びや悲しみ。
    いろんな思いを持って、人はそれぞれの色を重ねていくのでしょう。
    全体の描写はとても淡々としているけれど、
    人生によく似ていて、ついつい引き込まれてしまうのです
    不思議な感じを受けました。

    このお話しの中では「ユトリロの白」で人生の様々な色を
    表してますが、いまの私はどんな色をしてるのだろう?
    更に、5年後・10年後と時を重ねると
    私はどんな色をしてるのだろう?と、その時その時で
    しんやに描いて欲しいな。とも思いました。
    人生の深いところに入り込むお話しで、
    人生一つの職を全うするすごさも感じました。

    投稿日:2008/10/15

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  • お話はすき

    • コラショさん
    • 30代
    • ママ
    • 長野県
    • 男の子10歳、女の子8歳

    小さい頃に亡くなった,お父さんと同じペンキやになるしんや。
    お父さんは,なぜお母さんとしんやをおいてフランスに行ってしまったの?
    なぜそんなお父さんと同じペンキやにしんやはなったの?
    あの女の人は誰?

    しんやは,ペンキやになってお客さんをちょっと幸せにしてくれます。
    私もちょっとあったかく,でもせつなくなりました。
    (絵はちょっと苦手です。)

    投稿日:2003/02/04

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