小学校のおはなし会用にセレクト。
『SNOW DAY』が原題。
ロンドンで大雪が降った日、学校は休校。
でも、ダニー少年とトラッパー先生が登校してきたのです。
馬が合わない二人ですが、仕方なく授業となるわけですね。
気まずい雰囲気の授業の合間の休み時間、ダニーが雪だるま作りに苦戦していると、
先生が教えてくれて、いつの間にかたくさんの雪だるまができあがるのです。
先生の表情が柔和になり、その後は二人で、雪の日を楽しむという訳です。
図書室の本でスケートって、少しいただけませんが、ね。
子どもたちにとったら、ちょっぴりワクワクでしょうね。
次の日、雪がやんで通常通り、トラッパー先生も元通り、の様子でしたが、
実は、ちゃんと「秘密の友だち」の関係は続くのですね。
意訳した題名の通り、雪がくれたおくりもの、ですね。
先生と生徒の絶妙な関係が描かれていて、でも、先生ってこんな存在であることが感じられて、
嬉しくなりました。