はたらくくるま しゅつどうします!(文溪堂)
のりもの好きな子大集合!
たべもののまちABCity(小学館集英社プロダクション)
A〜Zのたべものでできた世界で一番おいしそうな街。おいしくてかわいい、ふしぎな街を一緒に探検しよう!
みんなの声一覧へ
並び替え
7件見つかりました
図書館で見かけて、 「あっ、『かようびのよる』の人の絵だ!」と 喜んで借りてきました。 空で野菜を育てる研究をしている、 科学好きの女の子ホリー。 でも、野菜は巨大化して地上に舞い降ります。 その中に、ホリーが実験していない野菜もありました。 さて、上空では何が起こっているのでしょう・・・? 1999年というと、ノストラダムスの大予言で当時大騒ぎでしたね。 それを揶揄した絵本なのでしょう。 息子たちはそんなこと知るわけないのですが、 とにかく大きい野菜を見て大ウケです。 宇宙人が野菜を落としたのが、なぜこんなに大きくなったのか? 我が家でも議論が巻き起こりました(笑) 文章は、外国の地名や野菜の名前がややこしくて、 長男に読む時は、彼の了承を得て、 平易な言葉に置き換えて読みました。 江國さん、もう少し日本の子どもにわかりやすい訳にしてくれたらよかったなぁ。 たとえ絵の野菜と違ってもいいから。
投稿日:2011/09/04
日付のある記憶というのは誰にもある。 例えば、1978年4月4日キャンディーズの解散コンサートがあった日だとか、2011年3月11日の東日本大震災が起こった日というように。 で、1999年6月29日には何があったか。 絵本のタイトルになっているぐらいだから、きっと何かあったはずなのだけど、思い出せない。 実はこの日、アメリカのニュージャージー州ホーホーカス(といっても、そこがどこなのかわからないが)である異変が起こったのだ。 一人の少女の実験で、空から巨大な野菜が降ってきた日なのだ。 巨大カブがごろり。巨大キャベツが何個も空に浮かび、巨大キュウリが空を飛ぶ。 そして、少女の家の庭に巨大ブロッコリーがでんと着地。 こんな大事件が起これば、記憶に残っているはずだけど。 でも、これって絵本のお話だから。 少女はあることに気がつく。 それは自身が実験をしていない野菜まで巨大化して、空から降ってきていることだ。 それはアルーギュラという野菜。 この野菜自体あまりなじみがないので、どんな野菜かはこの絵本で確かめましょう。 この絵本を描いたデイヴィッド・ウィーズナーさんは細かくて丁寧なイラストのような絵を描いているので、名前がわからなくてもどんな野菜かわかるようになっている。 つまりは少女の実験と関係なく、1999年6月29日に大きな野菜が空から降ってきたのだが、その訳は絵本の最後で判明します。 ヒント。宇宙のかなた。 でも、彼らもカブを食べるのかな。
投稿日:2020/06/28
若き科学者(女の子)の野菜の実験が、とんでもないことに!? というお話です。お話といっても、ドキュメンタリー番組を見て いるような感覚で、淡々といろんな事実が発覚していくので、 ページをめくるほど、目が離せなくなります。 「かようびのよる」では、葉っぱに乗った大勢のカエル達が浮遊 していましたが、こちらでは、なんと巨大な野菜が浮遊します。 これが女の子の実験とどう関わってくるのかがポイントでしょうか。 そして、巨大な野菜を目の当たりにした人々の驚く様子や言動が またおかしくて笑わせてくれます。息子も読みながら、何度も 笑っていました。「かぶだああっ!」が笑いのツボだったようです(笑) そして、実験で使った野菜の行方もまた意外な展開で、最後の 最後まで目が話せませんでした。 女の子の実験結果の結論も、冷静で好きです(笑) 想像力を掻き立てられる、素敵な1冊だと思います!
投稿日:2013/02/06
甘さにアメリカチックなSFの世界が繰り広げられています。 一つ一つの描写がとても細かくて丁寧に描きこまれているので、 たとえSF系のお話が苦手な人でも、読んでいるとあっという間にウィーズナーの作品の世界に入り込んでしまいそうです。 小学校高学年か中学生くらいの女の子の壮大な実験!!と、思っていたら、実はそうではなかったんですね〜。 最後のオチに登場する宇宙人たちの顔が、今流行りのクシュッとなる柔らかい素材のクッションみたいで、面白かったです。 この宇宙人たちのモデルはタコのようですね〜。 細かくてリアルな絵が好きなお子さんや、SFが好きな人たちにお薦めします。
投稿日:2012/01/30
ホーリー・エヴァンズの実験と、想定外の天変地異。 巨大な野菜が空を飛びまわりホーリーを喜ばせたけれど、ホーリーが実験に使っていない野菜までが現れて、ホーリーは考え込みます。 1999年と過ぎてしまった日付がタイトルになっていますが、原作が書かれたのは1992年。 ウィーズナーは近未来の物語として書いています。 「ありえない」という前に、1999年には想像もできなかったことが現実化されている現在、この絵本は近未来を想像して書いている所にとても意味があると思います。 過去のことだから安心して見られるのですが、2019年だったら笑っていられないかもしれません。 子どもたちに未来予想の世界を拡げるのに良い絵本だと思います。
投稿日:2011/01/04
表題からは全く分からなかったのですが、SF的な作品でこの日に宇宙から巨大野菜が舞い降りたというお話です。 その野菜の源は、女学生が宇宙に向けて放った野菜の苗ではないか?と最初は思いますが、最後にどんでん返しがありました。 やっぱり楽しいのは、巨大野菜の降臨シーンです。 キャベツの落下地点には、ウサギも駆け寄っていたり、豆には羊がよじ登っていたりと、各頁のエピソードが無茶苦茶楽しいです。 絵がとても綺麗で、しかもユーモアセンス抜群です。 子供も大喜びで夢中になって読んでいました。 絵本そのものを十二分に楽しめますが、小学校低学年だと少し理解するのが難しいまも知れません。 この著書の作品は、江國 香織さん訳のコンビで何冊かあるので直ぐ読んでみたいです。
投稿日:2007/09/15
「かようびのよる」や「フリーフォール」などの作者による作品です。 期待通りの面白さでした。 若干難があるとすれば、地名が日本の子ども達には馴染みが無いとこ。それから野菜の名前が英語であるということ。 野菜の名前だけでも日本語に置き換えて読んであげたらいいかもしれませんね。 対象年齢は小学生からのような少し難しめの絵本ですが、 ラストの展開がすごくて、面白かったです。 この絵本は1993年に発売されていたみたいで、1999年という何か起こりそうな特別な年に不安と期待を込めて書かれたのかな?と思います。でもなんで6月29日なんでしょう。
投稿日:2006/06/25
※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。
はらぺこあおむし / きんぎょがにげた / いないいないばあ / アレクサンダとぜんまいねずみ / もこ もこもこ / とりかえっこ / がたん ごとん がたん ごとん / ぶーちゃんとおにいちゃん / だるまさんが
ぐりとぐら / はらぺこあおむし / バムとケロ / こびとづかん / はじめてのおつかい / そらまめくん / 谷川俊太郎 / ちいさなちいさな王様 / いないいないばあ / いやいやえん / スイミー / 飛び出す絵本
2000万人の絵本サイト
「絵本読み放題」「学習まんが読み放題」「なぞなぞ読み放題」「毎日おはなし365」「読みもの読み放題」「絵本ムービー」は、スマホ・タブレットでご利用いただけます。 詳細はこちら
詳細検索