もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
ぷっくり ぽっこり(偕成社)
穴に指をいれて、ぷっくり〜ぽっこり! 新感覚のあかちゃん絵本!
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8件見つかりました
グルム童話の中でも、娘が1番好きなお話。私もいっしょに読んで、大好きになりました。バーバラ・クーニーの絵も、とっても素敵ですね。 原っぱを走り回り、花や蝶々を追いかけるのが好きなべにばら。お母さんの手伝いをしたり、本を読んであげることが好きなしらゆき。2人を足して2で割ったような性格の娘は、将来どんな王子様と(!)結婚するのかなあ?なんて、母親としてもわくわくしながら楽しめました。 森に苺摘みに出かけ、動物たちと戯れる2人。糸を紡ぎながら、お母さんが読んでくれるお話に耳を傾ける2人。どのページもうっとりするほどの美しさです。 そして、まさに「プリンセス物語」のハッピーエンディングなのですが、そこで終わってしまわないのが、このストーリーの素晴らしいところ。本当に心和む、しあわせな結末になっています。
投稿日:2010/09/22
グルム童話です。他の挿絵で、読んだことがあったので、ハッピーエンドは知っていたので、安心してバーバラ・クーニーの挿絵を楽しんで読めました。小人は助けてあげても、文句ばかり言って恩知らずでした。小人に魔法をかけられてくまにされた王子さまでしたが、小人が死んで魔法が解けてよかったです。しらゆきは 王子と、べにばらは、王子の弟と結婚できて、年とったおかあさんもお城にやってきて、娘たちと一緒に暮らす結末にいつ読んでも嬉しくなります。
投稿日:2019/06/27
他の挿絵で読んだことがありますが、クーニーの絵はやっぱり素敵だなあと思いました! 少ない色味なので、一見地味に見えるかもしれません。が、細かいところまで見応えがあります。お話の世界にぴったり。 毒のあるグリムが苦手な人も、安心して読める絵本だと思います。
投稿日:2016/05/09
女の子のかわいらしさがとっても伝わってくる絵本です。 お花とか、お手伝いとか。女の子っていいな、かわいいな。 主人公が「しらゆき」と「べにばら」なんて呼ばれているのも いい香りがただよってきそうでいいな。 クーニーさんの挿絵がまた素敵。 ちょっとびっくりしたのが、この絵本、グリム童話だったこと。 グリム童話、いろいろ有名なお話があるから、なんだか全部 知った気になっていたのですね、私。 まだまだ知らない物語がいっぱいあるのだなあ。
投稿日:2015/10/02
グリム童話にもいろいろあって、内容によってぴったりとくる絵と違和感を覚える絵があります。 その意味ではクーニーさんの選択は『ロバのおうじ』といい、『しらゆきべにばら』といい、選定がクーニーさんの画風にピッタリと合っていて素晴らしいと思います。 仲の良い姉妹のしらゆきとべにばら。 優しさと思いやりをもった献身的な姉妹です。 そんな二人と母親が暮らす貧乏な家をクマが訪ねてきます。 クマさんは王子様が魔法をかけられて姿を変えていたのです。 そんなことを知らない二人ですが、このクマは怖くないとわかると家族同然に親しくします。 話は、季節が変わりクマさんが去って行った後、悪い小人が登場。 小人を退治すると、魔法が解けてクマは王子様になるのです。 この本の前にバーナディット・ワッツの『雪ばら紅ばら』を読みました。 同じ話です。 ワッツさんの絵もとてもよくて、それぞれの特徴が感じられました。 ワッツさんはメルヘン、クーニーさんはロマンス。 ワッツさんのクマはぬいぐるみのような感じ、クーニーさんのクマは本当のクマ。 ワッツさんの雪ばら紅ばらの姉妹は子どもっぽいけれど、クーニーさんのしらゆきべにばらは思春期の少女。 ワッツさんの話の方が、王子様と結婚するまでに年月がかかったのだと思います。 ところで、雪ばらなのかしらゆきなのか、“Snow White”を訳したときにどちらが良いのでしょうか? ばら姉妹の方がしっくりくるのですが。
投稿日:2011/09/16
バーバラ・クーニーの描くグリム童話の世界ということで、興味がありました。 絵がとても美しかったです。 小人と熊の登場の意味が最初のうちはよくわからなかったのですが、最後まで読んだ息子は「小人は自業自得だ」と言っていました。 最後は、ロマンチックな終わり方で、お姫様ものが好きな私としては気に入りました。 絵本にしては長めだと思いましたが、挿絵がふんだんに入っているので読みやすかったです。
投稿日:2009/03/06
グリム童話です。 森に住む母と娘二人。庭には白バラと紅バラがあり、 バラに似た娘たちはしらゆきべにばらと呼ばれています。 雪のふるある晩、一匹の黒いくまが訪ねてきます・・・ 二人の娘は本当に優しく良い子です!良い子すぎるかも… おかあさんもとても優しそうです。 突然現れたくまを受け入れ、たわむれる様子もほのぼのしています。 森で二人の女の子がが眠ってしまうページでは 「だめだよね〜!?」とビックリしていた娘。 途中に出てくる小人の意地悪な口をきくところでは 思わず笑っていました(失笑という感じ?)。 小人の登場で、お話の始まりの穏やかな雰囲気が変わって あまりにも酷い小人の振る舞いに笑ってしまったようです。 最後がお母さんも含めハッピーエンドなのが嬉しいです。 子供のころに読んでとてもよい印象が残っているお話です。 題名は忘れてしまっていたのですが、 娘に読んであげることができて嬉しいです。 バーバラ・クーニーさんのさらりとして、 でも雰囲気をよく伝えてくれる絵がとってもステキでした。 しらゆきとべにばらが可愛らしいです。 メルヘンの雰囲気をたっぷり楽しめると思います。
投稿日:2007/12/03
しらゆきとべにばらは、お母さんと3人で仲良く暮らしていました。ある冬の日、凍えそうになった大きな黒いクマが火にあたらせてほしいとやって来ました。二人の娘は、そのクマと仲良くなるのですが、春になると…。 こちらの作品は、『グリム童話集』の一編(161番)で、初版、再版にはなく、第3版で初めて収録されたお話だそうです(o^_^o) 庭に咲いた赤と白の美しい2本の薔薇に因んで、2人の娘の名前は、べにばらとしらゆき(o^_^o) 心優しく親切で働き者の娘達は、動物であっても、恩知らずの小人であっても、見返りなど決して期待せず手助けする姿に心が洗われます(o^_^o) こういった夢のある作品は、安心して読む事が出来、いつまでも心に残る名作となる事でしょう(o^_^o)赤い薔薇と白い薔薇を見ると、この2人の清らかな娘達を思い出してしまいそうな程、素敵な作品でございました(*^o^*) 女の子におすすめの作品でございます。
投稿日:2006/06/15
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