タイトルを口に出して読んだだけでも、幸せな気分になれますが、絵本を開いたら・・更に幸せな気分の御裾分けをしてもらったかのようです。
優しいストーリーに負けないイラストの優しさ、丁寧な描写は、すっかりと魅了されてしまいました。
くまくんの性格の温かさは、なんとも包容力があるというか、気持ちを和ませてくれました。
そして、大好きなくまくんを思うリスさんの一生懸命な気持ち。
どのページも素敵なイラストだけど、その中でも一番好きなのが
ゆうひがゆっくりしずみました
かぜが、はなのかおりをはこんできました
という夕焼け空のもとで、しあわせいっぱいの2匹のページ。
なんだか、本当に風に乗ってお花の香りがしてきそうな気がしました。
そんなことが幸せと言えるなんて・・なんだか初々しい恋愛を見ているかのようできゅんとしました。