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主人公の小5男子、ルカの一人称で綴られた作品です。 自宅で両親が本部屋と名付けた部屋。 そこで、カバーの付いた本に出会ったルカは、 その古典をこっそり読み進めていくのですね。 いづれも、私が子どもの頃愛読した作品。 それだけに、現代っ子の、しかも男子が読むというシチュエーションにびっくり。 でも、そもそも、作者がこんなにも読み込んでいるのですから。 そう、読書って、物語の登場人物たちと対峙することだということがわかります。 思春期に差し掛かったルカの気持ち、友だちとの距離感、 そして、親の気持ちも分かるだけに、ただただ感服しました。 訳者の違いにも言及していて、これも醍醐味。 実は私も、原書を入手したほどですから。 うん、意外に古典も素敵だって、体感してもらえると思います。 ちょっとした読書入門としても、ぜひ。
投稿日:2019/03/25
本を読んで、いろいろなことを考えて、人とそのことについて、話したり。実にいい読書体験だなー、と思いました。 主人公のルカは擦れたところがなく、素直な少年ですね。周囲の人々のことも好きなのでしょうねー。 両親との親子の会話が質問したりされたり。考えたり、話や世界が広がったり…私もこうした親子関係を築きたいです。 ちょっとした疑問を流さずに考える子って、成長しますよねー。見習わないと。
投稿日:2023/05/25
白い、何も書かれていない紙があるとしよう。 そこに色とりどりのペンでなんでも描いていく。うずまきだって、ギザギザだって、ただまっすぐな線だって。 もちろん、ひらがなも漢字も、英語だっていい。 子供たちの世界はそんな世界なんだろうな。 書いても描いてもまだまだ描ける。 児童文学者ひこ・田中さんのこの物語を読んで、そんな感想を持った。 小学5年生になったばかりのルカという男の子がこの物語の主人公。 大の親友安田くんとか幼馴染のナナとか転校生のカズサとか友達もたくさんいる。 でも、ルカはこうも思っている。 「幼くはないし、大人でもないってわけ」。 だから、いろんなことが疑問だったりする。 そのたびにインターネットで検索なんかする。 ルカは昔の子供ではない、今の子供。 そんなルカが家にある「本部屋」、そこは壁一面に本が並んでいるところ、でまだカバーがされたままの本を5冊見つける。 どうも昔、お父さんかお母さんが子供の頃に読んだ形跡のある本みたい。 それが『小公女』と『あしながおじさん』。 ルカはこの2冊の本を読むながら、たくさんのことを考えていく。 100年以上前に書かれた本を読むことの不思議、今出版された本ではなくお父さんたちの時代に書かれた本を読む難しさ。 そんなこととか目にするさまざまなこととか、ルカの心の白いページはどんどん埋まっていくのがとってもうらやましい。 きっとこの本は小学5年生の読者と年をとった読者とはちがう感想になるのだろうけれど、本はそんなことで不公平になったりはしない。 いい本はその人にとってのいい本だから。
投稿日:2019/04/23
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