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初めてこの絵本を読んだ時、作者は一体どんな方なのだろうかと、とても興味がわきました。 何故って、この絵本は最初アメリカで出版されているのです!(コルデコット賞を受賞しています) 語りである「私」のおじいさんは日本人なのに!作者の名前はまるで日本人っぽくない。どうして〜? 裏表紙の作者紹介を読んで、やっと合点が行きました。作者は生粋の間違いない日本人だけれど、今は渡米していて、主人公のおじいさんと同じように、海外の暮らしが長いことがわかりました。 師匠が漫画家の野呂新平さんだということも。 このお話は、なまじ身近な人が主人公であるだけに、一つの作品としてまとめるのに、削ぎ落とした部分がたくさんあったかと思います。最終的に、誰が読んでも印象的でわかりやすいアルバムのような絵本に仕上がっているのは、作者の想いと技量のなさる業だと思いました。 絵も、文章も、余計なものがない素晴らしい作品です。 感性の素晴らしさに感服しました。
投稿日:2007/11/01
日常生活に疲れた時にふと旅に出てみたくなる時がある。そして行って戻って来てみるとやっぱりわが家が一番と感じることも。 そんな旅に出かけたいという思いは今はないけれど、日常を変えたくなることはあるのかも。 高学年への読み聞かせリストで見つけた本です。 アレン・セイという外国名の作者なのに日本人の話ということが意外でしたが、絵本ナビのレビューを読んでいろんなことがわかってきました。 絵本は長い内容をぎゅっと凝縮して見せることがあります。この短い話なの中に、おじいさんの人生が詰まっているのです。 自分が目指したものは?自分がたどってきた道は?と長い人生の道のりを振り返る時期が誰にもありそうです。 そんな時に私は一体何を思うんでしょう。短い話ですが、見る人によっていろんなことが想起されそうです。 大人の方がより深く思うかもしれません。
投稿日:2011/12/16
『はるかな湖』で東洋的な感覚の絵本を出したアレン・セイ。 気になる作家でしたが、この絵本でセイのルーツを発見しました。 戦前に日本で生まれ、アメリカに渡ったおじいさん。 アメリカと日本を行き来した中で、生まれたお母さん。 セイも横浜で生まれ、16年間を日本で過ごしたそうです。 それだけに、日本への思いが強いのでしょうか。 それにしても、極めて個人的な内容の本でありながら、とても素晴らしい本です。 絵本ではなく、絵画本、肖像画本とでもいった趣の絵から構成された、おじいさんの歴史。 そして、今の自分につながる話は、手記のようであり、日本の移民史であり、近代史としての日米関係であり…。 幅も奥も深いのです。 まずは、大人として読みたい絵本です。
投稿日:2010/05/28
作者は日本で生まれ、16歳でアメリカに移住するまで、日本を転々としたそうです。 そのためか、訳者ではなく作者が日本語で書いてます。 絵も、日本の雰囲気があり日本人らしく描かれています。 カルフォルニアと日本を行ったり来たりして、異国のにおいのするおじいさんの雰囲気もよく出ています。 日本人でもアメリカ人でも、地球人なんだなと感じました。
投稿日:2007/08/29
図書館で、表紙に惹かれて手に取りました。 借りられる本の冊数がギリギリだったのですが、この生活の1コマ1コマをスナップ写真にして並べたような絵に惹きつけられてしまい、先に手にしていた本を戻して、この本を借りてきました。 日本とアメリカ、二つの国で暮らし、二つの国で幸せを築き、二つの国を愛したおじいさんのお話です。 出来事や感じたことを淡々と述べているのですが、その一つ一つを飾る絵がとても美しく、確かにここには生活があったと感じられます。 アメリカに行ったことがなくても、きれいな風景の故郷を持っていなくても、“郷愁”という気持ちは、誰もが共通に持っているものではないでしょうか。 この本は、その“郷愁”の念を強く揺さぶる絵本です。 説明文にある、 ぼくたちは何処にいようと、ほかの何処かが恋しい、 誰といようと、ほかの誰かが恋しい。 という一文が、深く心に刺さりました。
投稿日:2007/02/26
これは戦前、世界を見てみようと若者が 3週間かけて船でアメリカへ向かった話から始まります。 あちらこちらと旅をし、やがて家族を持つようになり 日本への思いをはせます。 念願の日本で住むことになりますが アメリカの地もまた忘れることはできませんでした。 私も良く日本へ帰りたくなります。 でも日本で住むことになると 主人公と同じで逆にカナダが恋しくなるんでしょうね、 きっと。 おじいさんがじっと窓の外を眺めている横顔が とても印象的でした。まるで将来の自分自身を見ているようでした。 記念写真を見ているような美しい景色と 人物のイラストがまた素晴らしいです。
投稿日:2006/05/31
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